past exhibition

2018年
4月
Yoichiro Shin one day exhibition "Behind Black" 
2018年4月14日(土)


展示作家:進 揚一郎
会期:2018年4月14日(土)
時間:15:00~19:00
入場:300円


Yoichiro Shin website
yoichiroshin.easter.ne.jp/

進 揚一郎 Yoichiro Shin (a.k.a. DeAthAnovA)
Drummer / Composer 。
音楽イベント "archetype" (毎月最終土曜日@大崎l-e) 主宰。
レーベル "DeAthAnovAdrums" 企画・運営。
これまで PLUGDEAD『triggered』(2013)、Grindha Nevve Unnephormah『Hotel
Moscow』(2014)の2作をリリース。
近年は作曲作品を多数発表。特定のグループに属さず、その都度作品に見合った楽器(奏者)を集め演奏活動を行う。
2017年2月に20202にて初の個展 "other than others" を開催

1月-2月
Obsession Conception Possession
2018年1月21日(日)〜2月6日(火)


展示作家:笹口数 古屋俊彦 若林雅人
会期:2018年1月21日(日)〜2月6日(火)
時間:10:00~18:00
休廊日:木 休廊
入場:500円
会場:四谷ひろば CCAAアートプラザ ランプ坂ギャラリー
    東京都新宿区四谷4-20 tel:03-3359-3413

会期中イベント:1月28日(日) 18:00-19:30若林 雅人 トーク&ギターソロ 1,000円
           2月 4日(日) 16:00-19:00 古屋 俊彦 トーク ゲスト:佐藤 実 1,000円

Obsession Conception Possession website
https://ocp.themedia.jp

アイデアやコンセプトが作品の中心的役割をはたすという概念が、コンセプチャル・アートとして1960年
代に美術のジャンルとして用いられ始めてから半世紀以上が経過しました。アメリカ、ヨーロッパで発生
したこの流れも現代のコンセプチャルアートを標榜したとき、時代や国、文化的な背景も含めさらに多様
化しています。今展覧会では20年以上のキャリアを持ち、それぞれ異なる視点でアイディアという言葉だ
けではとどめることの出来ない思考と探求の痕跡を作品化している、笹口数、若林雅人、そして古屋俊彦
という三作家の作品、インスタレーションを一同に展示する事により、現在の日本に於けるコンセプチャル
アートの堅固な表現の一端に触れる機会となります。また三作家は寡作な作家でもあり、特に三人の作
品を同時に見ることの出来る貴重な展覧会です。

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2017年
11月
坂田峰夫 展
2017年11月3日(金)〜11月25日(土)

会期:2017年11月3日(金)〜11月25日(土)
時間:15:00〜19:00
休廊日:日・水 休廊
入場:300円

坂田峰夫はこれまでフォトグラム技法をベースに制作されたオリジナルな写真を多数発表してきました。
そのモチーフは花や空、光であり、それらを印画紙に焼き付けることにより、現実の姿を越えた図像を表出させます。
その画面は静謐な美しさを湛えながら、重なる空気、光の変化、微細な振動までをもとり込んでいます。
今展覧会では、こうした自然に対する眼差しを、映像作品を中心としたインスタレーションとして発表されます。
20202では4年ぶりの展示となります。

坂田峰夫 MIneo Sakata Biography
1990 東京芸術大学美術学部絵画科油画専攻卒業

企画個展
2013   MUSÉE F(表参道画廊)、東京・原宿[写真月間セレクト]
2012   TOKIO OUT of PLACE、東京・広尾
2012   GALERIE ANDO、東京・松濤
2011   GALERIE ANDO、東京・松濤
2009   TOKIO OUT of PLACE、東京・広尾
2009   GALERIE ANDO、東京・松濤
2008   GALERIE SOL、東京・銀座
2007   TIME&STYLE EXISTENCE、東京・青山
2006   ギャラリー覚、東京・銀座
2006   GALERIE ANDO、東京・松濤
2005   ギャラリー覚、東京・銀座
2005   表参道画廊、東京・原宿
2004   ギャラリーMAKI、東京、新川
2003   ギャラリー覚、東京・銀座
1999   ツァイト・フォト・サロン、東京・日本橋
1998   GALERIE SOL、東京・早稲田
1995   ギャラリーKIGOMA、東京・国立
1994   ギャラリーKIGOMA、東京・国立

その他の展示2013  『黒の氷点』奈良・TOKIO OUT of PLACE
2011  『はならぁと』奈良・奈良五条
2011  『ULTRA004』東京・スパイラル[鈴木一成]
2010  『はないばら〜秘められた美へ〜』 千葉・千葉市美術館2010  『Summer Innocent』奈良・TOKIO OUT of PLACE
2008   αM2008企画『フローラ・新草本図譜集』 東京・原宿 [鷹見明彦]2007   TIME&STYLE 、東京・六本木ミッドタウン
1996  『ムルロアに咲く花プロジェクト』展 ガレリアラセン、東京・国立 [鷹見明彦]

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5月-6月
"Lichter " 

久保田香 個展
2017年5月19日(金)
〜6月10日(土)

会期:2017年5月19日(金)- 6月10日(土)
時間:15:00〜19:00
休廊日:日・水 休廊
入場:300円

Lichter はドイツ語で Licht の複数形で、Lichtは光という意味です。単数形の Licht には「聖なる光」という意味もありその場合複数形は
ないようですが、それも含んで敢えて複数化して用いています。Lichter は太陽の熱=光であり、その子供である地球のマグマの熱=光で
あり、そのまた子供である地球上のあらゆる生命の鼓動=熱=光です。
今回展示を予定しているのは、ここ数年制作してきた油彩とオブジェです。制作しながら色彩=光の美しさを再発見しています。
御高覧頂ければ幸いです。

久保田 香
1965         福岡県久留米市に生まれる
1990    多摩美術大学絵画科油画卒業
1997 - 1999   DAAD奨学生としてミュンスター美術大学でPaul Isenrath教授に学ぶ
2001 - 2002   ケルンメディアアート大学から奨学金を受けJuergen Klauke教授に学ぶ
2001 - 2002   ポーラ美術振興財団より奨学金を受ける
1999 - 2016   デュッセルドルフに住み制作する
2016         帰国し、活動の場を日本に移す

個展
1991 - 1995   ギャラリー現、東京
1996          西瓜糖、東京
1997          ギャラリー FLOOR 2、東京
      成瀬美術センター、東京
1998          cuba-Foyer, Muenster
1999          Wewerka Pavilion, Muenster 

      Portraets des Publikums, Muenster    
2000          ein schwereloses Zuhause, Duesseldorf
2001          Klanginstallation, cuba-cultur, Muenster
2001          ein schwingendes Zuhause, Duesseldorf
2002          ein schwingender Raum Kulturbunker, Koeln Muelheim
2009          Lichter, Buchhandlung Walther Koenig in Museum Ludwig, Koeln
2016          Lichter, Seewerk, Moers

グループ展
1992,1993       A View, 練馬区立美術館、東京
1995            新世代への視点、ギャラリー現、東京
                  TAMA VIVANT 95, 多摩美術大学、東京
1998            en passant, cuba- Filmraum, Muenster
1999            Sex mit Ausserirdischen, Suedbahnhof Krefeld
1999            Skulpturen Projekt, Hallendoorn/Ibbenbueren
1999-2000       Gestern war Heute, Stadthaus Ulm
2000            Sehnsucht nach Utopie, Kunstadapter, Wiesbaden
2002            ungefaehr verschieden, with Paul Isenrath,Japanisches Kulturinstitut, Koeln
2002            ars electronica, Linz
2002            SESSION 1, Lierenfelderstr. 39, Duesseldorf
2005            VOCA 05、上野の森美術館、東京
2008            TAMA VIVANT08, 多摩美術大学、東京
2010            Himmel und Erde, Der Turm, Schwalmtal
2013            ポーラ美術館annex, 東京
2014            9 japanische Kuenstler aus NRW, Landtag, Duesseldorf
2014            久保田 済美、香 親子展、石橋美術館、久留米
2015            light up, von Fraunberg Art Gallery, Duesseldorf
2017            3世代展、来目館画廊、久留米

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2月
6days Exhibition at 20202
"other than others " 

DeAthAnovA 個展
2017年2月9日(木)10(金)11(土)16(木)17(金)18(土)

会期:2017年2月9日(木)- 2月18日(土)会期中の木・金・土曜日
時間:15:00〜19:00
休廊日:日・水 休廊
入場:300円
ご来場の方には個展の為に制作された新作CD-Rをプレゼント致します。

『disappeared』(23:36) composed by DeAthAnovA
DeAthAnovA (Metronomes, Amplified Cymbals)

進 揚一郎 Yoichiro Shin (a.k.a. DeAthAnovA)
Drummer / Composer 。
音楽イベント "archetype" (毎月最終土曜日@大崎l-e) 主宰。
レーベル "DeAthAnovAdrums" 企画・運営。
これまで PLUGDEAD『triggered』(2013)、Grindha Nevve Unnephormah『Hotel
Moscow』(2014)の2作をリリース。
近年は作曲作品を多数発表。特定のグループに属さず、その都度作品に見合った楽器(奏者)を集め演奏活動を行う。

yoichiroshin.easter.ne.jp/

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2016年
10月-11月
"practice " 

Yan Jun 個展
2016年10月28日(金)〜11月26日(土)

会期:2016年10月28日(金)- 11月26日(土)
時間:15:00〜19:00
休廊日:日・水 休廊
入場:300円
パフォーマンス
:2016年10月29日(土)/ 10月31日(月)
パフォーマンス入場:500円
(展覧会入場料含む)

*1回のパフォーマンスは約15分ほどとなります。
スタート各日 15:00、16:00、17:00、18:00 の4回開催予定

この作品は、編集への興味から制作されました。実践的であり、音のカッティング、現実に操作をするアーティ
ストの手業を見せる事へ、より着目しました。
言うなれば、音のミュートをするこにとより、私は静粛の中にブランク(空白)を挿入します。そこから私の
暴力的な痕跡を聞くこともできます。
沈黙のようなものは存在していません。それは私たちの想像の中です。簡単な言葉のように保持され、その言葉
により私たちが未知の世界へ入り込む事を阻止しています。
ここにある、オリジナルの素材は身体/サウンド パフォーマンス/コンポジションのリハーサル セッションの録音
物です。近年、私は数多くのリハーサル、練習、サウンド チェック、休憩時間、そして作業している人と観客た
ちのイベントの開始前と終了後の瞬間を録音することに取り組んでいます。実践とは、私達が、静寂とブランク
(空白)を超越するのならば、参加し、それを担い、変化し、そして暴力性への責任をとることです。
-Yan Jun

his piece was initiated from an interest of editing. or, to be more precisely, an interest of
cutting the sound and showing the hands of artist, who is manipulating the reality.
let's say, by mute some sound, i insert blankness into quietness. and you can hear the
trace of my violence.there is no such thing as silence. it's our imagination. it's as easy
word to be hold and it thus stops us to go into the unknown.
here, the original materials are recordings of an rehearsal session of a body/sound
performance/composition. recently i'm working a lot on recordings of rehearsal, practice,
sound check, interval, moments before and after events, of people on working, and of audiences.
to practice is to take part, and be part of, and to change, and to take the responsibility of
violence, if we decide to go beyond the quietness and the blankness...

Yan Jun
(颜峻)
1973年に蘭州で生まれ、北京を拠点に活動。2016-2017年、DAADによるアーティストインレジデンスに於いてベル
リンに滞在。即興演奏家。不安定な楽器である、フィードバックシステム、訓練されていない身体、低いスキルのヴォイ
ス、そして環境かならなる状況(例えば「リビングルーム」プロジェクト)に興味を持っている。
フィールドレコーディング、オーディオワークスとインスタレーションの為の様々な素材のコンポーズを行っている。
オーガナイザーとしてアートからのクリエイティブな行為を人々へもたらしている。
FEN:Far East Network(大友良英、yuen chee wai 、ryu hankil)、Tea Rockers Quintet(xiao he, wu na,
li daiguo and jiani)そしてインプロコミュニティーのメンバーです。
SUB JAMレーベル主宰。また詩人でもある。
参考ウェブサイト:yanjun.org | subjam.org

yan jun, born in 1973 in lanzhou, china. based in beijing. artist-in-residency in berlin (daad) 2016-2017.
as an improviser he is interesting on unstable instrument such as feedback system, untrained body movement,
low skill voice, and situation with the environment ("living room tour" project for instance).
he's doing field recording and compose with such materials for audio works and installations.
as an organizer he brings people into creative actions as a form of art.
he is member of fen (with otomo yoshihide, yuen chee wai and ryu hankil), tea rockers quintet (with xiao he,
wu na, li daiguo and jiani), and impro committee.
he is founder of sub jam label.
he is also a poet.
this bio was written by himself.
sites: yanjun.org | subjam.org

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7月-8月
"COPY ME " 

羽鳥 智 個展
2016年7月28日(木)〜8月27日(土)

会期:2016年7月28日(木)- 8月27日(土)
時間:15:00〜19:00
休廊日:日・水 休廊
入場:300円

羽鳥智(Hatori Tomo)の5年ぶりとなる個展を開催します。前回の展覧会 "copy trace overwrite" では自身
の制作した音源を観客が自由にミックスし、出来上がった音源をカセットテープに録音し持ち帰るという一連
の流れを展覧会として提示しました。今展ではカセットテープで制作された元となる音源データを観客の手に
よって新しいカセットテープへダビングし、その新たにダビングされたテープが次にダビングされる元のテー
プとなっていきます。次々と観客が新しいテープへダビングするという行為を繰り返すことによって、カセッ
トテープレコーダーという機械特性に変調を委ねられ、音源は微細に変化していきます。そして最後の録音と
なる音までが一連のインスタレーションとなっていきます。
羽鳥はadam名義で音楽のフィールドを中心に94年頃からカセットテープ制作及びライブ活動を開始しsolo
の音源のリリースやコンピレーションに音源の提供をする等、寡作ながら着実に活動を続けています。
ものや音の原型の輪郭が時間とともに変化していくという事象は、情報を脳内に記憶として定着させていくプ
ロセスのメタファーでもあり、羽鳥の制作のテーマの一つでもあります。
今展では音のコピーを通して、そのテーマの一端を提示する機会となります。

羽鳥智 Hatori Tomo (a.k.a. adam)
94年頃からカセットテープ製作及びライブ活動を始める。
音源リリースはソロとして『V.A. / HIELOGLYFITI 2(RADIO)』DVD『マイクロスペース』等、
展示は代々木OFF SITEでの1day Exhibitionや恵比寿treesaresospecialでの『2WINDOWS』展(ファッ
ションブランドSAMPLESSとのスプリット企画)。2011年には代々木八幡の20202に於いて"copy trace overwrite"
展 を開催した。

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5月-6月
self community 家族について(box archive) 

宮本 博史 個展
2016年5月27日(金)〜6月18日(土)

会期:2016年5月27日(金)- 6月18日(土)
時間:15:00〜19:00
休廊日:日・水 休廊
入場:300円
アーティスト・トーク:
2016年5月28日(土)/ 6月18日(土) 16:00〜18:00 *ご入場料にてご参加頂けます

家族について、すでにさまざまな議論や研究が社会学者や評論家たちによってなされてきた。しかし、自分自身の家族をかえりみると、
時代の変化をうつし出すような先鋭的な課題を抱えているわけでもなければ、逆に一般論でひとくくりにされてしまうほど平均的という
わけでもない。それとなく特殊で、どこかしらフツーな部分を持ち合わせている私の家族。
宮本博史の《 self community 家族について(box archive)》は、そうした家族の会話を録音したCD 3枚と、録音後に記入されたアン
ケート9家族分、そしてネジ止めされた129ページの写真集に、新聞紙で作られた封筒に入った、写真集のページ50枚で構成されている。
各CDの収録内容は25,31,23件で、合計時間は3時間18分43秒。3枚のCDは、記入済みのアンケート用紙で折られた紙ジャケ(?)に入って
いるから、アンケートは合計12家族分と言うべきか。つぶさに見てみると、録音の中で一番古いものは2006年1月25日(大阪)、最も新し
いものは2013年6月23日(石川)である。音源提供者欄に記載されている名前は全部で29名分(アンケートの質問のひとつが名前表記の可
否)であるから、実際にはもっとたくさんの家族の会話が収録されていると想像される。
これらの会話を聞くともなく聞き、写真集をめくりながら、ときおり挿入されるトルストイやフーコー、堺利彦や宮本常一といった人び
との著作や、家族を主題とした書籍からの引用が導きの糸となって、わたしたちは私たち自身の家族がいま現在、この家族の「星団」の
どのあたりに位置するかを繰り返し見いだすことになるだろう。それはarchiveの機能であり可能性である。美術館用というよりは家庭
用として構想されたこのアーカイヴは、私たちの祖母の世代が大切なものを保管していた菓子缶に入れられている。そのたたずまいを目
の端で捉えつつ、家族の成員それぞれが年を重ねていく様子をいつくしみたい。
藤川 哲 (美術史家 / 山口大学人文学科教授)

宮本は2013年夏に、3枚組CD+写真集等からなるプロダクト作品『self community 家族について (box archive)』を制作した後、それ
を発展させたインスタレーション作品『self community 家族について (living archive)』を芦屋市立美術博物館の「アートピクニッ
クvol.3 マイホームユアホーム」にて、発表。その際の展示は、美術博物館という特性や空間を活かした、さまざまな人々・家族の暮ら
しと日用品・物品に焦点を当て、生活の痕跡を提示した。

そこで今回・20202では『self community 家族について (box archive)』を解体し、多角的な閲覧方法の提示を試みます。このプロダ
クト作品・写真集は、さまざまな家族の営みに関する日用品が82点、原寸サイズで撮影・印刷されています。さらに、34組の家族から集
められた日常会話の記録音声やその提供者へのアンケート等々と共に綴られています。
「人と人の関係と時間、暮らしに関する記録たちを通して、アーカイヴの可能性や不可能について、考察・体験していただければと思い
ます。」

宮本博史(みやもと・ひろし)
1978年大阪生まれ。さまざまな人や物の記憶や存在、価値観、それらの関係性をテーマに活動。その手法は、映像やサウンド・インスタ
レーション、パフォーマンス、web、プロジェクト等、ジャンルにこだわらない。鑑賞者が提示された素材や場を主体的に読み込み、再
構築することで成立する作品を数多く制作。

主なグループ展
2015年 「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2015」(CIAN/新潟)
2013年 「アートピクニックvol.3 マイホームユアホーム」(芦屋市立美術博物館/兵庫)
2010年 「Art Court Frontier 2010 #8」(ARTCOURT Gallery/大阪)
2009年 「福岡アジア美術トリエンナーレ2009」(福岡アジア美術館/福岡)AHA![Archive for Human Activities/人類の営みのた
めのアーカイブ]にて参加

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3月-4月
view from Location Zero 

笹口数
2016年3月31日(木)〜4月29日(金)

会期:2016年3月31日(木)- 4月29日(金)
時間:15:00〜19:00
休廊日:日・水 休廊
入場:300円
企画:伊藤麻衣子(インディペンデント・オーガナイザー)

差し込む陽光のなかに浮かぶ無数の塵に宇宙の星々を夢想した人

鏡に映っている姿は自分自身の反転であることに無自覚だった人

幾万光年という輝く星々の光の来歴に比して命の長さを思った人

歴史的な敗北を背負った日の青空に白々とした虚無感を憶えた人

真夏の真昼の空に真冬の真夜中の空に浮かぶ星々の姿が見えた人

取り巻く世界と時の周期を一緒に望む唯一の地点を想像できる人

view from Location Zero
                          笹口数

星の瞬きと人の営みをつらぬくまなざし
笹口 数は、星図、人々の動作や歴史、様々な視点からの詳細な考察と分析、
マッピングをコンセプトのうちの一つとし、メディアアート、平面作品、
インスタレーション等、様々な作品を発表してきました。
本展では星と土地と人についての考察をより深めた新作を発表いたします。
溢れる情報や政治的な意図も思惑もすべて削ぎ落とし、静かに眺め、問う。
笹口の作品は、ある瞬間から原点としての人の営みが放つ温もりを帯びて活
き活きと物語が浮かび上がってきます。
溢れる情報に埋もれつつ、足下が砂のように脆く揺れ動く波である事を知り、
日々是非を問われるような閉塞感の中で生きる今、私たちの中に内在する無
限の想像力と可能性をほんの少しずつ押し拡げていく。そんな瞬間をお楽し
み下さい。
                            伊藤麻衣子

笹口 数 略歴

1999  Chelsea College of Art and Desig、Fine Art、Sculpture、ロンドン(イギリス) 修士課程 修了
1987  武蔵野美術大学建築学科 、東京 卒業

個展

2012  「暈 影 un - ei / shadow or ghost 」 ラディウム - レントゲンヴェルケ、東京
2012  「森 林ハ イツ」20202、代々木、東京
2007  「white」ZENSHI、清澄白河、東京
2003  「HERCULES」レントゲンヴェルケ、吉祥寺、東京
2002  「ハラドキュメンツ8 想影 -in/visible-」原美術館、東京
2002  「Art Scholarship 2001 現代美術賞」(天野太郎審査員部門優秀賞受賞 記念展)、exhibit LIVE、東京
2000  「possess」Habitat Tottenham Court Road、ロンドン(イギリス)

主なグループ展

2013  「大和コレクション VI-世界のてがかり-」沖縄県立美術館,沖縄
2012 「The Power of Japanese Contemporary Sculpture 」,也趣藝廊,台北(台湾)
2011  「歌舞伎町アートサイト」新宿歌舞伎町シネシティ広場・大久保公園、東京
2009  「都市的知覚」トーキョーワンダーサイト本郷、東京
2008  「第3回 南京トリエンナーレ」南京博物館、南京(中国)
2006  「A☆MUSE☆LAND 2007 ビューティフル・ドリーマー」北海道立近代美術館、札幌
2006  「from ON KAWARA to RYAN GANDER」Daiwa Radiator Factory Viewing Room、広島
2006  「at / @」白矢アートスペース、東京
2005  「PUBLICLY SPEAKING」東京ワンダーサイト2、東京
2004  「六本木クロッシング- New Visions in Contemporary Japanese Art 2004 」森美術館、東京
2004  「アウト・ザ・ウィンドウ- Spaces of Distraction」国際交流基金フォーラム、東京 /Project Space Zip、ソウル(韓国)
2003  「108」イセ文化基金ニューヨークギャラリー、ニューヨーク(U.S.A)
2002  「All about ties」gallery skuggi、レイキャビク(アイスランド)
2001  「rx³」レントゲンクンストラウム、青山、東京

主なプロジェクト

2014  「Winter Stars In The Mid Summer Sky」  エントランスアートワーク、恵比寿スバルビル,、東京
2006  「ウズマクヒロバ」  (小宮 功、古内 時子 共同)、南相木ダム、長野

作家ウェブサイト:http://www.kazzsasaguchi.com/


KAZZ Sasaguchi profile

Education

1999 MA Fine Art Sculpture, Chelsea Collage of Art and Design, London, UK
1987 BA Architecture, Musashino Art University, Tokyo, Japan

Solo Exhibition

2012   " un-ei ", Röntogenwerke AG, Tokyo, Japan
2012 " When you lost in the forest? ", 20202, Tokyo, Japan
2007 " white ", ZENSHI, Tokyo, Japan
2003 " HERCULES ", Röntgenwerke, Tokyo, Japan
2002 " Hara Documents 8  omokage -in/visible- ", Hara Museum of Contemporary Art, Tokyo, Japan
2002 " Art Scholarship 2001", exhibit LIVE, Tokyo, Japan
2000 " possess ", Habitat Tottenham Court Road, London, UK

Major Group Exhibition

2013 " Clues of the World - Daiwa Collection Ⅵ ", Okinawa Prefectual Museum & Art Museum, Naha, Japan
2012 " The Power of Japanese Contemporary Sculpture ", Aki Gallery, Taipei, Taiwan
2011 " Kabukicho Art Site ", Shinjuku Cine.City + Okubo Park, Tokyo, Japan
2009   " Perception and Urban Environments ", Tokyo Wonder Site Hongo, Tokyo, Japan
2008 " 3rd Nanjing Triennale - Reflective Asia ", Nanjing Museum, Nanjing, China
2006 " BEAUTIFUL DREAMER ", Hokkaido Museum of Modern Art, Sapporo, Japan
2006 " from ON KAWARA to RYAN GANDER", Daiwa Radiator Factory Viewing Room, Hiroshima, Japan
2006 " at / @ ", Shiraya Art Space, Tokyo, Japan
2005 " PUBLICLY SPEAKING ", SSamzie Space, Seoul, Korea / Tokyo Wonder Site Shibuya, Tokyo, Japan
2004 " Roppongi Crossing - New Visions in Contemporary Japanese Art 2004 ", Mori Art Museum, Tokyo, Japan
2004   " Out the Window - Spaces of Distraction ", The Japan Foundation Forum, Tokyo, Japan / Project Space Zip, Seoul, Korea
2003 " 108 ", Ise Cultural Foundation New York Gallery, New York, USA
2002 " All about ties ", gallery skuggi, Reykjavik, Iceland
2001 " rx³ ", Röntgen Kunstraum, Tokyo, Japan

Other Project

2014 " Winter Stars In The Mid Summer Sky ", Entrance Art Work, Ebisu SUBARU Building, Tokyo, Japan
2006 " UZUMAKUHIROBA ", Park in Minamiaiki, Nagano, Japan (collaborate with Isao Komiya and Tokiko Furuuchi)

Official Web: http://www.kazzsasaguchi.com/

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2015年
11月-12月

Stephen Cornford solo exhibition
MIGRATION

会期:2015年11月20日(金)〜12月12日(土)
時間:15:00〜19:00
休廊日:日・水 休廊
入場:300円
謝辞:佐藤実 / Ftarri

関連情報
       Stephen Cornford 出演 "Ftarri Festival 2015" Nov. 21(fri) / 22(sat)
       http://www.ftarri.com/festival/2015/index-e.html
       Nov.20 release CD Stephen Cornford 初期作品音源集 
       http://www.vlzprodukt.com

November 20(fri)- December 12(sat)
Gallery hours 15:00 -19:00
closed on sunday and wednesday
admission 300yen
Special Thanks Minoru Sato / Ftarri

昨年ICCで展示されたスティーヴン コンフォードの"Binatone Galaxy"は優れたサウンドインスタ
レーションとして記憶に新しいと思います。そしてこの度、スティーヴン コンフォードの新作 
”Migration”による個展を開催致します。

Migration -
セカンドラインのカセット”ディクタフォン(口述機)”のためのサウンドインスタレーション。
これらの機械の仕組みや音響エレクトロニクスは微妙に変化しています。ー 単純な動きと電圧と
動きに伴うノイズは記憶の中で視覚と聴覚のディスプレイに結集され、渡り鳥や昆虫の群れが移動
する様子を思わせます。データプロセスは世界的なエレクトロニクスの消費に反映した働きであり
、世代をまたぐテクノロジーの狭間で加速度的に生産から汚染へ推移することを'Migration’は
遠回しに言及しています。

Stephen Comford`s recent work "Binatone Galaxy" that was presented at last
year's ICC was a truly superb piece of sound art. We are happy to present his
new work“Migration”.

Migration -
A sound installation for numerous factory-second cassette dictaphones.
The mechanics and audio electronics of these machines have been subtly transformed
- their simple motion, voltage and operative noise are combined into a visual and
aural display reminiscent of the massed migrations of birds or insects. Obliquely
referencing the appropriation of the term 'Migration' as a data process the work
reflects on the global movement of consumer electronics as they pass from production
to pollution in the ever accelerating life cycles between generations of technology.

スティーヴン コンフォード(1979生)英国のサウンド アーティスト、彫刻家、そして実験的な
電子音楽の演奏家。彼の作品は、消費されるオーディオエレクトロニクスに対する普遍的な魅力
(我々が音楽とイメージを消費するこれらの機器は、ますます詳細にオーディオビジュアルの世界
と我々との関わりをどう形成するのか)ということからから生じています。

Stephen Cornford (b.1979) is a British sound-artist, sculptor, and performer of
experimental electronic music. His work stems from an abiding fascination with
consumer audio electronics: how these devices that we are sold to consume music
and images increasingly frame our engagement with the audio-visual world at large.
http://www.scrawn.co.uk

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10月

6days Exhibition at 20202
Ferment and Jam

by THE MEDIUM NECKS


会期:2015年10月1日(木)〜10月10日(土) 会期中の木・金・土曜日
時間:15:00〜19:00
休廊日:日・水 休廊
入場:無料

今回5年ぶりに20202にて展示会を開催させていただくことになりました。
音楽は発酵させてできた飲み物、服は少し軽やかに出来上がる自家製のジャム
the medium necksのレーベルってそんな感じかもしれないと、ゆかりさんが話してくれました。
時間が眠っている間に微生物の生息地が出来上がるのです。全てが作用して。

詩人のまくらとツイードのマント、猫の足音、簡素な手紙、水晶の中の川、太陽の瞬き、砂と小石。
壜を手にとるオポッサム。

飛田左起代

I am appreciate to have this petit art show at 20202 after 5 years absence.
"The Medium Necks’s music are like fermented things and the clothes are like a jam with a tripping movement."
Yukari san( who is owner of gallery 20202) told me such things on the meeting.
Maybe a will is the first but always beyond my hands. A colony of minute creatures has made while time is sleeping.
Interplay among all.

A poet’s pillow and the tweed manteau and the sound of a cat’s footfall ,a skint letter, a river in the crystal,
sunshine, sands and shingles
the opossum is taking my jar in its hands.

Sakiyo Tobita

THE MEDIUM NECKS (ミディネク)
アルバムアヴァンフォークサイケデリックバンドhelllのメンバーとしても活動中の飛田左起代のソロプロジェクト。
2004年アルバム「the medium necks」を制作。音楽制作と平行してオリジナルの服の制作を始める。
http://www.themediumnecks.com/
 
http://www.aotoao.jp

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8月-9月

「一本道の迷路、正順あみだくじ」"Single Route Maze, Same Order Amida Lottery"
馬場省吾 個展 Shogo Baba solo exhibition
 
2015年8月13日(木)-9月12日(土)
15:00 -19:00

会期:2015年8月13日(木)〜9月12日(土)
時間:15:00〜19:00
休廊日:日・水 休廊
入場:300円

迷路は、迷いながらどの道を行けばゴールに辿り着くかを探ることに面白さがある。あみだくじは、
どこに行くのかわからないからこそ、順番決めに使われる。いずれもランダム性を利用したもので、単
純なルールに従って人間が行うことが前提となるものである。これらは大量の線があることによって、
「どこに行くべき/行くのかがわからない」ように、人間の計算能力の限界を前提として成立している。
 しかし私たちは、人間の計算能力を遥かに上回る機械の時代に生きている。迷路やあみだくじのよう
な単純なルールのみからなる計算問題は、機械の計算能力をもってすれば、どこに行くべきか、どこに
行くのかという解答を瞬時に得ることが可能だろう。(当然、迷路やあみだくじを解くプログラムは、
世界中にある。)
 「機械によって可能である」という想像は、機械の時代以降の価値観である。機械による計算の方が、
人間が行う計算よりもずっと高速である場合、その計算は機械が行った方が効率的だ――こうした価値
観が、私たちの社会ではごく日常的に行われている。
 つまり迷路やあみだくじがいまだにこの時代でも存在しているのは、これらの計算が機械によって行
う必要がない、言い換えれば、人間が行う必要があると考えられているからだ。迷路は遊戯であるし、
あみだくじは順番決めのクジだから、人間が行うことに意味があって存在しているのだ。
 では、人間にとって意味が無い迷路やあみだくじを作ることを考えてみる。迷路であれば、一本道で迷
わないもの。そんな迷路は面白みが無いため、遊戯性が無い。あみだくじであれば、正順に戻るもの、つ
まり順番が全く入れ替わらないもの。そんなあみだくじは実用性が無い。
 ここで、「意味」という語には、「意義」というニュアンスが含まれていることに気付く。先に述べた
「意味が無い」という文は「存在意義が無い」という意味だ。一本道の迷路や正順あみだくじは、「存在
意義」が無い。しかし「壁がある部分は進めない」だとか、「横線があれば入れ替わる」という、線が持
つ意味は保存されたままである。
 「一本道の迷路」や「正順あみだくじ」を作ることは、それらが持つ「意義」を取り去り、言葉として
の「意味」のみを強調できる。迷路やあみだくじは、私たちが言葉ではなく単純な線の連続のみで「意味
」を解釈している、稀有な視覚表現なのである。
馬場省吾

"Single Route Maze, Same Order Amida Lottery" Shogo Baba

 An interesting of a maze is to seek the goal with thinking which tracks should
we go. An Amida lottery, which is a method of lottery known in Asia (especially in
China, Japan, and Korea), is used to decide the order because we can't know its
goal. Both use randomness, and presuppose that human calculates in accordance
with simple rules. As these have a lot of lines which prevent human from finding the
correct way and knowing the consequence, these presuppose the calculation capability
of human.
 However, we live in the age of machine which far exceeds the calculation capability
of human. Solving of computational problems like a maze and an Amida lottery can be
done in a moment as long as machine solves. (Of course, there are many programs of
solving a maze or an Amida lottery in the world.)
 The imagination of "machine can do it" is a value through the age of machine. When
machine can calculate the problem much faster than human, this should be solved by
machine --- the value like that is ordinary in our everyday life.
 Thus, the reason why a maze and an Amida lottery still exist in this age is that these
need not be calculated by machine, in other words, these should be done by human.
Because a maze is a playgame, and an Amida lottery is a lottery for deciding the order,
these exist to be done by human.
 Now, I imagine a maze and an Amida lottery having no meaning for human. In the
case of a maze, one that has a single route and doesn't make human get lost. Such maze
like that have no playgame-ness. In the case of an Amida lottery, one that has the same
order consequenc, that is to say, doesn't switch at all. Such Amida lottery like that has
no usefulness.
 Now, we find that the nuance of "significance" is included in the word "meaning." The
above-mentioned sentence "no meaning" means "no significance." A single route maze and
a same order Amida lottery have no "existence value." However, the meanings of lines like
"you can't pass over walls" or "horizon lines switch both sides," remain.
 Making "Single Route Maze" and "Same Order Amida Lottery" can remove the
"significances" of these, and emphasize the "meanings" as the language. Maze and Amida
lottery are rare visual representation where we interpret the "meanings" only by the
sequence of simple lines.


馬場省吾 Shogo Baba プロフィール

芸術家。視覚的要素、音、文字など、メディアを問わずジャンルを横断する形式の作品を制作し、パフォ
ーマンスも行う。
2010 年より、平間貴大・中ザワヒデキとともにグループ「新・方法」を結成(2012年、中ザワヒデキが
脱退、皆藤将が加入)。作品とメール機関誌を多数配信。
web: http://7x7whitebell.net/

Shogo Baba is an artist making works regardless of media, and of visual elements,
sounds, letters, and all as cross-genre forms. And he gives performances.
From 2010, he set up the group "New-Method" with Takahiro Hirama and Hideki Nakazawa
(Hideki Nakazawa left, and Masaru Kaido joined). "New-Method" is multiposting works
and e-mail bulletins.
web: http://7x7whitebell.net/

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4月-5月

isu to tsukue madobe
あおやままさし 展
 
2015年4月13日(月)-5月9日(土)
15:00 -19:00

会期:2015年4月13日(月)〜5月9日(土)
時間:15:00〜19:00
休廊日:日・水 休廊
入場:300円

2015年4月あおやままさし個展 isu to tsukue madobe を開催します。
あおやまはこれまでの制作方法と同様に、同じ景色や風景から数点の絵画を描き、一見同じ作品に見える
作品を多数制作しています。
これらの作品は本人の手作業を通過しているオリジナルな作品でありながら、版画作品と同様のエディション
作品という位置づけをしており、音楽家の側面からは再演可能な作曲作品と通底している感覚であるそうです。
その中で興味深い事は、あおやまの頭の中に記憶している音楽の再演は、実際ギターを弾く度ごとに、
チューニングや反響の違いも含めて、必ず違うという事、変化を伴うという事です。
同様に絵画でもこの変化は生じています。こうした記憶の中の、微細な変化の痕跡をあおやまは作品の中に
留めているのかも知れません。
網膜的な記録から心象的な記憶へ推移の行程を、密やかな変化と美しい色彩とともに見せてくれてれいるか
のようです。
今展覧会ではキャンバスにカーボンペーパーなどを使用した絵画作品を中心に展開します。
展示作品はご要望により、会期中に購入された場合、当日お持ち帰り頂けます。
インスタレーションでありながら、不確定的に作品が入れ替わります。
作品でありながら洋服や靴のように、かしこまらず自然なかたちでお受渡が出来れば理想ではないかと考え
ています。
20202


あおやままさし プロフィール

90年代より絵画・音楽の制作を始める。
絵画は初期は抽象的なものが多かったが
近年は出かけた時に撮影した写真を元に描いた風景画が多い。
音楽は初期は即興・実験的なものが多かったが、
近年は2〜4分程度のシンプルなメロディーを中心とした曲が多い。
音楽活動は主に曲を作って演奏して録音することを中心に行っている。
シンプルなメロディーで3分ぐらいの曲が多い。
90年代よりカセットテープ、CDRなどリリース、
近作は、FIRST(2013)
TEENAGE YEARS(2014)
IF IMPOSSIBLE(2014)
現在、新作「IN HOUSE」を制作中で3月頃発表予定。
主な取扱店ロスアプソン他。

los apson?

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2014年
5月-8月

小川敦生 個展 -enter- 
2014年7月4日(金)〜8月9日(土)

会期:2014年7月4日(金)〜8月9日(土)
時間:15:00〜19:00
休廊日:日・水 休廊
入場:300円
企画:伊藤麻衣子(インディベンデントオーガナイザー)
会場:〒151-0066 東京都渋谷区西原3-23-4
 コート代々木上原102へ移転

■ イベント ; 「Banjo Day」 2014/7/19(土)
演奏 小川敦生
special charge ¥500-(入場料含)

小川敦生 個展 -exit- 
2014年5月2日(金)〜5月24日(土)

会期:2014年5月2日(金)〜5月24日(土)
時間:15:00〜19:00
休廊日:日・水 休廊
入場:ドリンクオーダー(300円〜)

企画:伊藤麻衣子(インディベンデントオーガナイザー)

■ イベント ; 「Vinyl Day」 2014/5/24(土)
選曲•トーク 平野剛 / 小川敦生
open/start 19:30〜  charge ¥1000-(+1ドリンクオーダー)
※イベント準備の為、展示は17
時で終了します。

この度、20202ではドローイング作家、小川敦生の個展を開催致します。
小川敦生のドローイングは、拡散集約の様相を見せつつ、全て一本の線に帰結します。
電話中に無意識に刻まれた落書きに端を発するその線は、紙とペンにとどまらず、石鹸や鏡に
エングレーヴィンング、黒板にチョークなど様々な支持体に拡張してきました。鍛えられた筆致
は、より静謐に、蠢く生命観を宿し成長を重ねています。
時に複雑に絡み、活き活きと伸びる線。絵画の様相でいてどこか言葉を記す文字の様でもあり
ます。観る者はその線の一端に目をとめると、無意識にその刻まれた線を追い、小川の手と支
持体の間に交わされる終わりの無い密やかな会話に耳を澄ませます。
20202の移転を機会とした今回は、移転前、移転後2つの会場で、2期にわけて展示致します。
独特の個性を放つ空間から、より作品と対峙を深める空間への緩やかにシフトする20202。
代々木公園会場をexitそして移転後の代々木上原会場をenterとし、2つの全く異なる空間を貫き
つつ、構成される小川の展示を是非ご高覧下さい。
伊藤 麻衣子

小川 敦生 Atsuo Ogawa 略歴
1999 「ONE DAY ONE SHOW」FREE SPACE 3 (東京)
2001 「POOL」OFF SITE (東京) ※個展
2003 「Rendezvous」OFF SITE (東京) ※個展
2005 「Anと作家展」appel (東京)
   「Aランチ」AXIS GALLERY ANNEX (東京)
   「VOCA 2005」上野の森美術館 (東京)
   「pond」gallery 5 (東京)
   「MY MOLESKINE EXHIBITION」NADIFF (東京)
   「WRITING line & LIGHTING line」川崎市市民ミュージアム (神奈川)
2007 「帯留展」spiral market (東京)
   「book」啓祐堂 (東京) ※個展
   「documents」 Prospect Hair Design (東京) ※個展
2008 「fenomeno」WABI-SABI (ミラノ) ※個展
2009 「ドローイングとその残像」× 山口絵美, CET08 (東京)
   「白影」× 片岡雪子, 森岡書店 (東京)
   「NOOKANOOKA × 10 artists exhibition」MARTINA (東京)
2010 「MOT アニュアル2010 装飾」東京都現代美術館 (東京)
   「Miroir」TRAUMARIS (東京) ※個展
   「frame」nolla café (神奈川) ※個展
2011 「転景」× 内田紫陽子, atelier kirigiris (神奈川)
   「Living in Arts Project」岡山県真庭市勝山, 岡野屋旅館 (岡山)
2012 「美つくりの里・旅するアート」 (岡山)
   「animation」ベイスギャラリー (東京) ※個展

装画 CD 行雲流水 - picnic(360°records)
藤枝守 - 今日は死ぬのにもってこいの日(fontec)
角田俊也 - Ridge of Undulation(Hapna)
HINTANOI - Wabi(MERZBAU)
atsuo ogawa - rotae(commune disc/zoopark)
書籍 野田正彰 - この社会の歪みについて(ユビキタ・スタジオ)

佐藤実とのバンドIL GRANDE SILENZIOでの演奏活動、リリースも持つ。

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4月

「天体」vol.5 
2014年4月12日(土)

会期:2013年1月26日(土)
時間:14:00 〜 20:00
展示作家:林香苗武(hieido.com)
入場:ドリンクオーダー(300円〜)


展覧会趣旨:
「天体」は、不定期で企画するシリーズ形式のイベント/展覧会です。
毎回1人の絵描きさんをお誘いし、1日のみの個展を20202にて行っていただきます。
会期は短いですが、天体観測のようにじっくりゆっくりと絵を見て過ごす1日になれば理想です。


企画者より:
武と初めて会ったのは、2011年頭にTOKYO WONDER SITE渋谷で行われた「わくわくSHIBUYA」
という展覧会ででした。
といってもそこで全く初めて知ったわけではなく、今回のフライヤーデザインもしてくれている松下
学に「すごい良い絵を描く子がいるから見たほうが良い」と言われていて、名前は刷り込まれてい
たのでした。
武の作品には「シャイガ」や「レディ」といったキャラクターがよく登場しますが、TWSで見た作品で
はそれらのキャラクターがキャンバスには構成主義を思 わせるようなキッチリとした画面作りで
描かれる一方、脇に並べられたノートにはかなりラフに線を走らせた筆致で描かれていて(かとい
ってそれがキャンバス 作品の下絵というふうにも見えない)、その振り幅があっけらかんと同時に
提示されていたことに奇妙な感覚を覚えた記憶があります。
知り合って以来、展示を見に行ったり、僕の企画していた「間欠泉」というライブペイントイベント/
展覧会にも何度か出てもらったりしていて、武と絵について話す機会が増えていきました。
彼女は「速さが重要」とよくつぶやいていました。
そこで「武にとって速い画家って誰なの?」と聞くと、「サイトゥオンブリーかなあ…」と答えていて
意外に思いました。
しかし良く見ると、大画面の作品でも下絵の線をあえて残していたり、スタティックな構図に見える
作品でも直線をフリーハンドで描いていたりと、「ストロー クのスピード感」と「構図の緻密さ」の間
を揺れ動きながら自分なりの「速さ」(抽象的な言葉ではありますが)を追求しているのがわかり
ます。
僕にとって武の展示を見に行くのは、彼女の「速さ」の現在形がどのような表象を伴って現れてい
るのかを確認しに行っているような感覚がありました。
しかし今回天体で展示をしてもらうにあたって話し合いをしたところ、「速さ」という言葉が、自分の
中で果たして適切な意味合いを持っているのかどうかわからないということを言っていました。
今回のDMに使用した絵にはキャラクターが描かれていません。
展示する作品の内容は全てお任せしています。
武にとって今はひとつの転換期なのかもしれませんが、そういった時期に(1日限りではあります
が)個展を企画できたことは個人的にうれしいです。
この機会にぜひお越しいただければと思います。
よろしくお願いいたします。


参考URL:
天体アーカイブページ…http://lopnor.archive661.com/action/tentai/index.html

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3月-4月
松尾宇人 インスタレーション展 

Is it Time? I don`t want to know what is it. but I want to know what is time about.
2014年3月1日(土)〜4月1日(火)

会期:2014年3月1日(土)〜4月1日(火)
時間:15:00〜19:00
休廊日:日・水 休廊
入場:ドリンクオーダー(300円〜)

■ ライブイベント 2014/3/22(土)
出演:夏の大△(大城真・川口貴大・矢代諭史)+ 松尾宇人
start 19:30〜  charge ¥1500-(+1ドリンクオーダー)
※3/22イベントの為展示は18時で終了します。

時間は、光や空間と同じく「存在する」と言えるのか。日常では多くの場面で時間に縛られている
けれども、それは、時間そのものではなく時刻ではないか。時刻ではなく時を指し示す時計を作っ
てみる。


松尾宇人 Ujin Matsuo 空間において、空気、光、音、水などの係わり合いを素材にインスタレーション
として作品を制作。武蔵野美術大学大学院空間演出デザインコース修了。1996 年にインスタレーショ
ン作品『ハッピィ・ハウス』を自宅に設置。TranqRoom(2001年)、prinz(2002年) 、
3331 Arts Chiyoda(2012年)個展を開催。


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1月-2月

半田晴子×室井良輔「コラージュ、インダストリアル」展 

2014年1月24日(金)〜2月22日(土)

会期:2014年1月24日(金)〜2月22日(土)
時間:15:00〜19:00
休廊日:日・水 休廊
入場:ドリンクオーダー(300円〜)

■ トークイベント 2014/2/1(土)
出演:齋藤祐平、平間貴大、半田晴子、室井良輔
start 19:30〜  charge ¥1000-(+1ドリンクオーダー)
コラージュについてのトークを予定しています。

コラージュ、インダストリアル」について
半田は写真を主な手段として作品制作をしています。カメラで撮影しPCに取り込んだのちAdobe Photoshopで画像の明るさを上げて
いきます。背景の色が白く飛ぶまで明るくしていくと暗く写った部分がオブジェクトとして浮かび上がります。そうした画像を複数配
置することで一枚の画面を作り出します。
室井はフォトコラージュの手法で制作をしています。雑誌から切り抜かれたいくつもの素材を組み合わせることで画面を作ります。
それをPCに取り込みAdobe Illustratorでパスに起こし、少しの操作を経て作品となります。
両者には写真とフォトコラージュ、そしてPC上で扱うデータ形式に違いはありますが、画面に展開されるイメージや制作の態度には共
通点があります。両者の作品について考えることが、そのまま写真やコラージュという技法、そしてデジタルデータという形式を考え
る機会 となれば幸いです。

半田晴子 Haruko Handa
1971年生まれ
女子美術大学芸術学部絵画科洋画専攻卒業
2003年〜2008年 豊島重之キュレーションによる「ICANOF Media Art Shows」に参加する。

2004年〜2008年 ICANOF企画展(八戸市美術館)

2006年 ICANOF「TELOMERIC展/Vol.2」半田晴子+Lateral Landscapers(photographers'gallery 新宿)
     ICANOF MEDIA ART SHOW 2006 "TELOMERIC" vol. 4(前島アートセンター 那覇市)
2004年 Lateral Landscapers Show 2004── ララ派写真展 「風景の頭部」(国際交流基金フォーラム The Japan Foundation Forum ロビースペース)

室井良輔 Ryosuke Muroi
1983年生まれ。デザイン、Web制作、記録、収集、整理、編集をしながら作品制作を続ける。
コラージュの手法を平面作品、立体作品、家具のリノベーションなどに展開している。
http://archive661.com/

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2013年
11月-12月
「202リビング」 坂田峰夫 展
2013年11月29日(金)〜12月24日(火)

会期:2013年11月29日(金)〜12月24日(火)
時間:15:00〜19:00
休廊日:日・水 休廊
入場:ドリンクオーダー(300円〜)

■ トークイベント2013/12/12(木)
「坂田峰夫+山本和弘トーク 」
 ゲスト:山本和弘(栃木県立美術館シニア・キュレーター)
 start 19:30〜  charge ¥1000-(+1ドリンクオーダー)

今夏、栃木県立美術館で「マンハッタンの太陽」展を企画された山本和弘氏をゲストに迎え
展示作品を中心にフォトグラムやピンホールカメラについてのトークを予定しています。

「202リビング」について
鑑賞者はご自宅のリビングにいるように、できるだけリラックスして下さい。
森林ハイツ202号室で行われる「202リビング」と題された展示は、この特別な空間を自然な演出
でリビングにする、というわざとらしい感じを目指しています。
展示したものは、作品として、調度品として、小道具としてそこに存在します。
ビデオ作品はお好みでお選び下さい。もしお時間に余裕がなければ早回しでの再生も可能です。
また、展示された作品は場所を移動することもできます。

坂田峰夫 MIneo Sakata Biography
1990 東京芸術大学美術学部絵画科油画専攻卒業

企画個展
2013   MUSÉE F(表参道画廊)、東京・原宿[写真月間セレクト]
2012   TOKIO OUT of PLACE、東京・広尾
2012   GALERIE ANDO、東京・松濤
2011   GALERIE ANDO、東京・松濤
2009   TOKIO OUT of PLACE、東京・広尾
2009   GALERIE ANDO、東京・松濤
2008   GALERIE SOL、東京・銀座
2007   TIME&STYLE EXISTENCE、東京・青山
2006   ギャラリー覚、東京・銀座
2006   GALERIE ANDO、東京・松濤
2005   ギャラリー覚、東京・銀座
2005   表参道画廊、東京・原宿
2004   ギャラリーMAKI、東京、新川
2003   ギャラリー覚、東京・銀座
1999   ツァイト・フォト・サロン、東京・日本橋
1998   GALERIE SOL、東京・早稲田
1995   ギャラリーKIGOMA、東京・国立
1994   ギャラリーKIGOMA、東京・国立

その他の展示2013  『黒の氷点』奈良・TOKIO OUT of PLACE
2011  『はならぁと』奈良・奈良五条
2011  『ULTRA004』東京・スパイラル[鈴木一成]
2010  『はないばら〜秘められた美へ〜』 千葉・千葉市美術館2010  『Summer Innocent』奈良・TOKIO OUT of PLACE
2008   αM2008企画『フローラ・新草本図譜集』 東京・原宿 [鷹見明彦]2007   TIME&STYLE 、東京・六本木ミッドタウン
1996  『ムルロアに咲く花プロジェクト』展 ガレリアラセン、東京・国立 [鷹見明彦]


山本和弘 Kazuhiro Yamamoto(美術評論家/栃木県立美術館シニア・キュレーター)
1958年山形県に生まれる。1981年東北大学文学部哲学科美学西洋美術史専攻卒業。
1985年より栃木県立美術館学芸員。2005年より同館特別学芸員に就任。国際美術評論家連盟(AICA)常任委員。主な展覧会として、
1987年「現代美術になった写真」、1990年「観念の刻印」、1992年「ザ・サイレント・パッション ― 日本の女性アー ティストたち」、
1993年「冬のメルヘン ― 20世紀ドイ美術の神話」、1994年「イミ・ クネーベル ― 秩序をもったカオス」, 1998年「石原友明 ― 美術館
へのパッサー ジュ」、1999年「身体のロゴス ― ドイツからの14人の女性アーティスト」、2002年「小山穂太郎展/Phantom」、2004年
「ギュンター・ユッカー ― 虐待されし人間」 「ピクチャー・イン・モーション」、2005年「ゲオルク・バゼリッツ展 ― 絵画の凱歌」「ヨ
ーゼフ・ボイスと愉快な仲間たち―私はウィークエンドなんて知らない」、「ピクチャー・イン・モーション De Luxe」「画像進化論」「
マンハッタン の太陽」などがある。
主な著書に、『80年代の写真』(共著:河出書房新社、1990年)、 『現代美術辞典』(共著:美術出 版社、1993年)、『現代アート入門』
(共著:平凡社、1998年)。主な訳書にハイ ナー・シュタッヘルハウス著『評伝ヨーゼフ・ボイス』(美術出版社、 1994年)、 ハンス・
アビング著『アーティストはなぜ貧乏なのか ― 芸術という例外的経済』(GramBooks, 2007年)。

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11月
「天体」vol.4 
2013年11月16日(土)


会期:2013年11月16日(土)
時間:14:00 〜 20:00
展示作家:はやしはなこ(http://www.geocities.jp/oo170hanaco/hanaco/Welcome.html)
入場:ドリンクオーダー(300円〜)


展覧会趣旨:
「天体」は、齋藤祐平が不定期で企画するシリーズ形式のイベント/展覧会です。
毎回1人の絵描きさんをお誘いし、1日のみの個展を20202にて行っていただきます。
会期は短いですが、天体観測のようにじっくりゆっくりと絵を見て過ごす1日になれば理想です。

たどたどしいのは美しいです。
だから絵もうまくならないように気をつけています。気をつけなくてもうまくなんかならないのだけど、
絵をしばらく描いていな い時ほどうっかりうまくなってしまったりします。手を動かし続けているとど
んどん下手になっていって楽しいです。今回の展覧会では100枚のドローイング を展示即売します。
3年前にやって好評だったので、毎年やって10年続けるって言ったくせにいつの間にか3年の月日が流
れていました。一日しかないけれど その日のためにたくさん描くのでよければ見に来てください。絵の
テーマはフォークロアです。(はやしはなこ)

企画者より:
はやしさんと初めて会ったのは、恐らく2007年9月に荻窪の環八沿いの高架下で淺井裕介さんと「1日
限りの展覧会を作る」というイベント (http://lopnor.archive661.com/action /index.html#exhibiting_on_the_road_vol1)
をやった時だったと思います。もしかしたら、それ以前にもどこかですれ違ってはいたかもしれません。
初対面で挨拶したとき、はやしさんからその当時シリーズで描いていた船の絵をプリントしたステッカー
か名刺をいただいたことを覚えています。
現在のはやしさんの絵はよりラフに走らせた線やランダムに配置されたモチーフが目を引く作風になって
います。
見る側にとってその絵が「うまい」か否かというのは感じ方も違ってくるかと思いますが、コメントにも
書かれている「うまくならないように」している意識がはやしさんの絵の世界観にいい具合のいびつさを
与えているんだと思います。はやしさんの絵は多分に物語性を感じさせるところもありますが、様々な技
法や素材が使われ画面の表層に注意を促す要素が散りばめられていて、単に見る人を絵の中のロマンティ
シズムに耽溺させません。個人的な感想ですが、その画面構成や線の危うさ・即物的な素材の扱いなどと
ロマンティシズムとのバランスが僕は好きです。
今回は100枚のドローイングを展示していただけるとのことで、じっくりと時間をかけてはやしさんの世界
を味わえるかと思います。
今回のフライヤーデザインははやしさんの旦那さんの北風さんにやっていただいています。



参考URL:
天体アーカイブページ…http://lopnor.archive661.com/action/tentai/index.html

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9月-10月
大城真 Cycles 展

2013年9月14日(土)〜10月25日(金)

会期:2013年9月14日(土)〜10月25日(金)
時間:15:00〜19:00
休廊日:日・水 休廊
入場:ドリンクオーダー(300円〜)


■closing talk 2013/10/26(土)
「大城真+角田俊也 talk 」
「オペアンプを語る会」
 出演:大城真、角田俊也、斉田一樹+高橋達也(車輪)
 お手伝い:すずえり
Makoto Oshiro
Tosiya Tsunoda

Kazuki Saita
Tatsuya Takahashi
Suzueri
start 16:00〜  charge ¥1500-(+ドリンクオーダー)

Cycles展について
大城真はこれまで身近に在る電子機器やジャンクなどの素材を組み合わせて独創的な楽器や音具などを制作し、
それらのデバイスを演奏するライヴ・パフォーマンスを行ってきました。また同時にサウンドや音楽を主軸に
物理現象に焦点を当てたインスタレーション作品の制作を行なっています。
今展覧会ではカウンターとリレー(継電器)を組合せた装置により周期的に繰り返される同じ波形の振動の一
循環をすこしずつずらすことにより、音の広がりがより空間に拡散されるインスタレーション作品となります。
またこのシステムを複数のブロックで配置することにより、さらにランダムに複雑に重なり合う音のモアレを
体験する空間となることでしょう。そして聴者がその空間に立合うことにより起こってくる音への干渉や影響も
、一体的に感受する作品の一部として機能することとなることでしょう。

大城真(おおしろ まこと)
1978年沖縄県生まれ、東京在住。電子回路や日用品、ジャンクなどを組み合わせて制作した楽器やデバイス
を使ったライヴ・パフォーマンス、またそれと並行して音や音楽を軸として様々な物理現象に焦点を当てた
インスタレーション作品の制作を行なっている。過去のイベント・展覧会に”Afterwards(2008 - 2009 西麻布
Superdeluxe)”、”夏の大△(2010大阪・梅香堂)”、”Mono-beat cinema(東京ICC 2010 - 2011)”、"hARTsuden
(別府 清島アパート 2012)”等。
http://www.makotooshiro.com/

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7月-8月

seikae展 
2013年7月12日(金)〜8月3日(土)

会期:2013年7月12日(金)〜8月3日(土)
時間:15:00〜19:00
休廊日:日・水 休廊
入場:ドリンクオーダー(300円〜)


■イベント「sei, kae, 梅田哲也」2013/7/16(火)
 出演:sei、kae、梅田哲也
 start 20:00〜  charge ¥1000-(+ドリンクオーダー)

seikae展について
seiは歌手やウグイスとして活動していますが、2010年から絵や写真作品を作りはじめ、2011年7月に20202で
初個展「鶯セヴーチ作品展」、2012年2月にl-eで「鶯セヴーチ作品展2 なみだぶくろとマチエール」を開催しま
した。kaeは美術史の研究をしていますが、seiや周囲の作家から刺激を受けて2011年からiPhoneのお絵描きソフ
トで絵を描きはじめました。
seiがkaeの絵を見て二人展を思いつき、seikae展が開催されることとなりました。seiとkaeは思いつく様々なもの
を模倣するコンビ「模倣倣」として活動してきましたが、二人で展示をするのは今回が初の試みです。

sei
歌手。ウグイス。ju seiのボーカル。月に一度、Ftarri 水道橋店内にて無言バーの営業。現在、初のソロアルバムを
制作中。プロデューサーはcore of bellsの會田洋平。今秋発売予定。

kae
石井香絵。美術史研究、展覧会レビュー執筆など行う。専門は日本近代美術史、特に明治大正期の京都洋画史と日本
の現代美術史。著書に『中ザワヒデキの美術』。

梅田哲也
展覧会への出展やパフォーミングアート、即興演奏のフェスティバル出演など国内外において幅広く活動する。作品
の 多くは時間と空間を素材とし、体験というかたちで提示される。
個展 「大きなことを小さくみせる/小さなものが大きくみえる」神戸アートビレッジセンター/新福寿荘・大阪(2012)
、参加企画展「Double Vision: Contemporary Art from 」金沢21世紀美術館(2012)、パフォーマンス公演:
「Festival Bo:m」NTCK Creative Space Pan/Seoul(2012)他多数。
http://www.siranami.com/

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5月-6月
8(エイト) 舩橋 陽 展 
[ 8 ] Yow Funahashi solo exhibition
2013年5月17日(金)〜6月15日(土)

会期:2013年5月17日(金)〜6月15日(土)
時間:15:00〜19:00
休廊日:日・水 休廊
入場:ドリンクオーダー(300円〜)
企画:伊藤麻衣子(インディペンデント・オーガナイザー


*5/21(火)は都合により18:00にクローズします。

■live8 2013/6/8(土)
 
出演:荒木真、谷藤貴志、舩橋陽
 start 19:00  charge ¥1000-(+ドリンクオーダー)

*6/8はコンサート
準備のため、展覧会を17時までとさせて頂きます。

静かな場所に居て、初めて聴こえてくる音がある。
耳鳴り、心音、唾を呑む音、無意識に漏れる自分の吐息。
自分の身体から無意識に、そして意識的に発する、発されてしまう音達。
ある日、ふと砂時計に触れた時、それらと同じものを感じた。
砂の落ちる音は血肉の軋みや流れ、時に吐息にも思える。
舩橋 陽

20202ではこの度、舩橋 陽(ふなはし よう)の個展「8(エイト)」を開催いたします。
舩橋 陽は音楽活動と共に、一度解体し発音体を外部から触れられるよう再構築したトイピアノや、
砂時計の砂が落ちる音を拡張しヘッドフォンで聴く作品、ノイズにまつわるドローイング等、
音にまつわるオブジェクト、平面作品を制作、発表してきました。その作品は、そのものがもつ
内包された音をあらわにし、触れることで、演奏する事、音を発する事の意味を深く問いかけて
きます。
砂時計は時を可視化する為に古くから使用され、時間という概念のシンボルとして、また、ヨー
ロッパでは命が有限であることを表す死のシンボルとして使われてきました。砂時計の音はごく
微かで、私達は目をこらす事はあっても、砂の落ちる、時の進む音を我々が意識して聴く事はあ
りません。ガラスの容器の中で流動する砂の発する音を拡張した舩橋 陽の作品は、そのざらっと
した音に触れることで、ガラスの中の砂に手で触れられるかの様な感覚を覚え、可視化された時
間の計測器から死の象徴が内包する生の質感を強く想起します。
マンションの一室を利用した20202独特の空間の中で、砂時計を中心に構成された舩橋 陽のイン
スタレーションをぜひ体験して下さい。
伊藤 麻衣子

舩橋 陽 Yow Funahashi
1995年より主にサキソフォンの即興演奏によるソロやセッション、リーダーユニットSHERPA、
功陽樹での演奏活動を行う。
1996年以降、舞台作品への音楽の創作にも積極的に関わり、大橋可也&ダンサーズ、ポポル・ヴフ、
ニブロールなどのコンテンポラリーダンスカンパニーの作品に楽曲提供および演奏で参加。
それらの作品の幾つかは、イタリア、ドイツ、ポーランド、アメリカ、韓国でも上演された。
2007年以降、ファッションレーベル「NO CONTROL AIR」のエキシビジョンへのサウンドクリ
エイションを継続。2008年からは美術家として音にまつわる作品を発表している。2012年12月、
RONDADEより1st album「3AM」をリリース。

舩橋 陽blog[アメフラシ アマハラシ]
http://yowfnhs.exblog.jp/

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4月
すずえり ピアノでピアノを弾く 
recursion piano suzueri
2013年4月8日(月)〜4月29日(月・祝)

会期:2013年4月8日(月)〜4月29日(月・祝)
時間:15:00〜19:00
休廊日:日・水 休廊
入場:ドリンクオーダー(300円〜)

■ひきつぎコンサート 2013/4.29(Mon・祝)
 
出演:すずえり、舩橋陽  start 19:00  charge ¥1000-

*最終日はコンサート
準備のため、展覧会を17時までとさせて頂きます。

ある晩、唄をうたいながら歩いていると井戸へ落ちた
HELP!HELP!と叫ぶとたれかが綱を下ろしてくれた
自分は片手にぶら下げていた飲みさしのブランディびんの口から匍(は)い出してきた
稲垣足穂「一千一秒物語」より

”すずえり ピアノでピアノを弾く” を開催します。
すずえりはこれまで、ルーブ・ゴールドバーグ・マシン(あるいはピタゴラ装置)のように
、ピアノの鍵盤などの一つの動きが連鎖し、自動演奏さながらに空間が一つの自律した楽器
となるような作品を、パフォーマンスやインスタレーションとして発表してきました。今回
は「再帰」をテーマに、ピアノからピアノで連弾していくような素朴な仕組みと音の重なり
とともに、目に映る装置も楽しげな空間をインスタレーションとして展開していきます。
20202


プロフィール
鈴木英倫子 Suzuki Eriko
武蔵野美術大学造形学部、IAMAS DSPコース卒業。
1998年に「ときめきサイエンス」名義で、Childiscよりアルバムをリリース。
以降、Lakeside++、沢田穣治/河合拓始両氏とのトリオでのアルバムなどを制作。
ピアノとヴォイスを用いた演奏を軸に、楽器と自作装置を
組み合わせた落ち着きのない感じの演奏や展示を行う。
http://suzueri.org/

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2月-3月
電車に乗って旅行へ行きました 
あおやままさし
2013年2月11日(祝・月)〜3月12日(火)

会期:2013年2月11日(月)- 3月12日(火)
時間:15:00〜19:00
休廊日:日・水 休廊
入場:ドリンクオーダー(300円〜)

あおやままさし ソロライブ
 2013/03/09(土) start 19:00
  charge ¥500-

■演奏会:2013/2/16(土)
     open 18:30 start 19:00  charge ¥1500-

  出演:あおやままさし(ギター)
     http://abcdabcdabc.blogspot.jp/
     ASUNA(オルガン)
     http://www.aotoao.jp/

*この日は演奏会準備のため、展覧会を17時までとさせて頂きます。

僕は出かけることが大好きで、
ひまがあればよくあてもなく電車に乗って出かけます。
窓から見える次々と移り変わる風景が好きで、
電車に乗って写真を撮ったりビデオを撮ったりします。
でも思い出は写真に残したくなくて
脳の中に記憶としてとっておきたいです。
本物と写真は全然違うので。
鮮明に写っている写真ほど、
自分が実際に感じた印象とは違うように思えて
記憶が間違ったものとして残ってしまう気がします。
絵は写真やビデオを元にして描きますが、
絵に描くことによって間違いではない本当の印象に近づくような気がします。
あおやままさし

あおやままさしの個展「電車に乗って旅行へ行きました」を開催します。
今展覧会は新作とこれまでの作品をリメイクした作品からなる構成となっており、支持体が紙
やキャンバスにカーボンペーパーなどを使用した絵画作品を中心に展開します。
あおやまの作品は写真では留められない風景の印象をダイレクトに印画紙に焼き付けるような
行為としてドローイングがあるかのように、流れるような線描で描かれた記憶の痕跡の瞬間、
瞬間が捉えられています。
また作品の販売も会期中に購入された場合は当日お持ち帰りいただけるというかたちを考えてお
り、従って展示作品もそのときそのときで変化が生まれます。ちょっとした行為によって絵を観
ることに面白い変化をもたらす機会になればと考えています。
20202

プロフィール
あおやままさし  Aoyama
Masashi
90年代より絵画・音楽の制作を始める。
絵画は初期は抽象的なものが多かったが
近年は出かけた時に撮影した写真を元に描いた風景画が多い。
音楽は初期は即興・実験的なものが多かったが、
近年は2〜4分程度のシンプルなメロディーを中心とした曲が多い。

http://abcdabcdabc.blogspot.jp/

ASUNA
99年より解体/改造されたリード・オルガンを主体とした音楽制作、ならびに語源から
その原義を省みるインスタレーション作品を制作。加えて、様々な生楽器や電子楽器、大
量のオモチャ楽器などを扱い多様なスタイルを一貫したナラティブな作品としてまとめた
音楽制作で、スペイン/アメリカ/イタリア/日本など国内外のレーベルからCDやレコー
ドやカセット・テープを発表。並行して3inch CDレーベルのaotoao、カセット・テープ
・レーベルWFTTapesを運営。
http://www.aotoao.jp/

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1月
「天体」vol.3 
2013年1月26日(土)

会期:2013年1月26日(土)
時間:14:00 〜 20:00
展示作家:TATA
入場:ドリンクオーダー(300円〜)


展覧会趣旨:
「天体」は、齋藤祐平が不定期で企画するシリーズ形式のイベント/展覧会です。
毎回1人の絵描きさんをお誘いし、1日のみの個展を20202にて行っていただきます。
会期は短いですが、天体観測のようにじっくりゆっくりと絵を見て過ごす1日になれば理想です。

プロフィール
TATA
1988年東京生まれ。
ドローイングやグラフィックを中心に作品を制作。
2011年加瀬透との二人展「AとB」、2012年グループ展「とぶたましい」に参加。
http://tata-or-tata.blogspot.jp/

企画者より:
TATA君と初めて会ったのは、2011年の初めごろに加瀬透君を通してだったと思います。
2011年の1月に美学校で「神保町間欠泉」というライブペイントイベント/展覧会をやった時、僕は企画者にも関わらず
インフルエンザで欠席してしまったのですが、みんなが描いた絵を見せてもらって「この人知らない人だけど絵すごくいい
なあ」と強烈に覚えていて、後でそれがTATA君の描いたものだと知りました。
会って話してみると、2010年に僕が企画したグループ展「CircleX」にも来てくれていたり、僕が初めて加瀬君と会った時
(桜台poolで2010年に行われたZINEイベント「TOKYO ZINESTARGATHERING vol.5」)にTATA君も初めて加瀬君に会っ
ていたりと、結構ニアミスしていたことがわかりました。こういうことは、単なる偶然ですがなんだかうれしいもんです。
その後、プロフィールにもある2つのグループ展や千原航さん企画のショップ型イベント、松下学企画のグループ展「SUP
-ERBODY」などで何度かTATA君の絵を見る機会がありました。
TATA君のドローイングやグラフィックは、モノトーンを中心としたどちらかと言えば抑制の効いた作風な気がしますが、
それだけに構成の面白さが余計際立って感じられ、見ていて面白いです。
抽象的な模様や走り書きのような線と、人や動物や文字などの記号的な要素との間をじりじり往復しながら画面を構成して
いくさまは、僕も個人的に共感する部分があります。
たまに見せる、絵を一度FAXして荒れを加えたりPC上で同じ絵をコラージュしたりといった手法上の工夫も、作品のローフ
ァイな印象やモノトーンの色彩と合っていて、うまいなあと思います。
今回は1日限りですがひとつの空間を使っての個展ということで、どんな展覧会になるか楽しみです。

フライヤーデザイン:加瀬透

参考URL:
天体アーカイブページ…http://lopnor.archive661.com/action/tentai/index.html

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2012年

11月-12月
平間貴大「繰り返しを許された順列」
 
Takahiro Hirama solo exhibition " Permutations with Repetition"
2012年11月29日(木)〜12月18日(火)

会期:2012年11月29日(木)- 12月18日(火)
時間:15:00〜19:00
休廊日:日・水 休廊
入場:ドリンクオーダー(300円〜)

本シリーズ「繰り返しを許された順列」(全676作品)は、n個の異なる要素を含む多重集合から、重複を許し
てr個を取り出し1列に並べるという方法を用いて、アルファベット26文字から2文字を選び出し、平面作品とし
て展開しています。

2010年8月、私は『「反即興演奏としてのマラン・メルセンヌ+ジャンジャック・ルソー」「10年遅れた即興
演奏としてのマラン・メルセンヌ+ジャンジャック・ルソー」』という作品を発表しました。これは順列のパタ
ーンを扱った作品で、1から7までの数字の置換の全てのパターンを音符に置き換え、それぞれ1音1秒ずつMIDI
音源にして再生するというものでした。総再生時間は588分に及ぶ大作でした。これで方法音楽における方法主
義宣言の徹底化と、演奏における即興の取り除きをまとめて作品化する事ができました。そして私の方法音楽家
としての方法芸術への初のアプローチとなりました。

2011年2月、新・方法主義者でもある馬場省吾は『「1つの規範と3つの形式」または「直喩としての時刻」』
という作品を発表しました。現在時刻を原理とし、それぞれ造られた画家、詩人、音楽家が、その構造自体を規
範として、絵画、詩、音楽が同時に繰り広げられていました。それ以外には大量のメモが展示されていたのです
が、日記に近いものから、制作の為のメモが中心でした。その中には方法主義や方法芸術に関するメモが少なか
らずありました。それまでは画家、詩人、音楽家と、役割を分担していた方法芸術ですが、原理を一つとして三
つの形式を導き出し、それぞれ絵画、音楽、詩を同時に発表するという展示は、方法主義の新たな方向性を示し
ていたといって良いでしょう。

馬場省吾の展示を踏まえ、2011年5月、私は「繰り返しを許さない順列」という作品シリーズを発表しました。
最初に発表したのは1から4の数字を、重複を許さないで1列に並べる順列のパターン24種類を昇順にならべると
いう作品でした。それぞれ絵画、詩、音楽と題して、内容は同じで、タイトルだけ異なるというものでした。

今回展示するのは、その延長線上にある作品群になります。方法主義という名の下に、それぞれ役割分担された
芸術家がそれぞれ制作していた方法芸術を、一人三役でいっぺんに発表するという方向性が出てきました。今回は
一人三役を通り越して、一つの作品につき、絵、詩、音楽3つ同時に発表してしまおうというのが目論見の一つです。
平間貴大

平間貴大 略歴
新・方法主義者。1983年生まれ。
2010年8月、個展「第1回平間貴大初レトロスペクティブ大回顧展」、「『反即興演奏としてのマラン・メルセンヌ+ジャン
=ジャック・ルソー』 『10年遅れた方法音楽としてのマラン・メルセンヌ+ジャン=ジャック・ルソー』同時開催展」、
「『最高写真展』『世界最高写真展』同時開催展」。2010年9月、新・方法主義宣言。2011年8月、個展「無作品作品展」。
9月、新・方法主義第二宣言。2012年9月、新・方法主義第三宣言、同月、「≪削除済み≫≪無作品作品≫≪つくるな≫3個展
同時開催展」。

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9月-10月
「息をとめるとき」
toi yasuyo 展 
2012年9月22日(土)〜10月30日(火)

会期:2012年9月22日(土)- 10月30日(火)
時間:15:00〜19:00
休廊日:日・水 休廊
入場:ドリンクオーダー(300円〜)
■live :2012/09/22(土)三富栄治/shibata+長谷川真子+坂本宰 /aze
        10/27(土)itokentorio/安永哲郎/DJ 佐藤実
        open 18:00 start 19:00 charge ¥1500-
       * 9/22、10/27の展示はライブのためお休みいたします

コンセプト
2007年にダンス公演の音楽を担当したことから、畔として音楽活動をスタート。
影絵の映像と音楽で、自身の経験した風景や記憶を表現。ライブ活動をする中,音楽家トクマルシューゴやザ・
なつやすみバンドなどのPV制作をする。
itokentorio(イトケン, DJ peaky),fur (佐藤実-m/s, Wasabro Fukunaga V)のバンドメンバー。クラリネット、
バスクラリネットを担当する。展示ではフィルムとフォルムの美しさに魅せられて8ミリの映写機を使用。8ミリ
フィルムと影絵のもつ懐かしさを混ぜ合わせた映像作品を制作する。時を流れを告げているような 機械の音を
出す8ミリ映写機は影絵をより一層深くひきたてる。
今回の展示「息をとめるとき」では日々の生活や出会った人の中に見つけた、ふと息をとめて立ち止まってしまう
ような瞬間の内側にある空気感を光影、切り絵での空間の表現に挑戦していきます。
戸井安代

音楽ユニット畦で活動し演奏とともに影絵の制作をしている戸井安代の個展を開催します。
近年発表しているインスタレーション作品では影絵をさらに発展させた展示を行っており、8mm映写機から映し出される
ノスタルジックでほのぼのとした世界は戸井の世界観をより凝縮しています。
今展「息をとめるとき」は日常の中で見出された、ふと息をとめて立ち止まってしまうような瞬間、そのときに五感を通し
て感じる感覚、例えば一瞬の張りつめた空気であったり、凛とした佇まいに触れた感覚であったり、と誰でもが一度は感じ
た事のある感覚を、影絵を中心としたインスタレーションで提示してゆきます。
戸井は8mm映写機の構造と影絵はともに人の手から紡ぎ出されたテクスチャーを孕んでいて、より陰影を強く映し出す8mm
ならではの特性が自身の作品に必要不可欠であると考えています。それは影が実体よりも、そのものに纏うイメージや感覚を
広がりを持って伝えるということにも繋がっています。
古来より人は暗闇の中にイマジネーションを持ち想像力を働かせてきました。昨今の夜も明るく照らす生活の中では闇や影
に人がイメージする意味は変化しているのではないでしょうか。
戸井の作品はランプや電灯の時代から現代にさしかかるちょうど狭間にいるような、どこか懐かしい感覚を思い出させてくれ
ることでしょう。
20202

戸井安代 略歴
07年より、影絵を使った映像を制作。音楽演奏とともに畔としてライブ活動を行う。
トクマルシューゴ(linne)、ザ・なつやすみバンド(天の川)のPVを制作。
itokentorio(イトケン、DJ peaky)、fur(佐藤実-m/s、Wasaburo Fukunaga V)のバンドメンバーとして
クラリネット、バスクラリネットを担当。

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6月-7月
TELLVISION 
小野浩太
2012年6月22日(金)〜7月31日(火)

会期:2012年6月22日(金)- 7月31日(火)
時間:15:00〜19:00
休廊日:日・水 休廊
入場:ドリンクオーダー(300円〜)

「TELLVISION」について
【tell】情報を言葉で相手に伝える。話す。伝える。【vision】ラテン語で見る(vis)+こと(ion) 視覚、(未来を)見通す力、
想像力、ヴィジョン、幻、夢etc…。受身的で公共的な「TELEVISION」ではなく能動的に極私的にvisionと関わるという
ニュアンスを含めた造語。動画と静止画を交えた映像のインスタレーション展です。世界が灰色になればなるほど、益々
極私的な感性や個人的なヴィジョンが大切になってくると思います。それは灰色な世界をhackする絵の具になるはずだと
思います。

■closing 7 /28(土)

open/start:17:00-21:00
charge: ¥1000+1drink
live : 青山政史 , ADAM , 大城真 , 小野浩太
DJ :TAZ

*7/28の展示は16:00で終了いたしますので早めのご来場をお願いします。
尚、イベント時は作品鑑賞が出来ませんので、ご了承下さい。

プロフィール
■小野浩太 ono kota
http://www014.upp.so-net.ne.jp/book_life/
90年代前半から8mmで映像制作。上映会等参加。'00年頃からライブやイベント等で映像のライブMIXによる演出を行う。
'01年に映像+音楽グループ neon innに参加し同グループによる企画展に参加。SOUNDxVISION 2004、スペインsevillaで
開催された映像フェスLUX2006等、映像や音楽のイベントに参加。近作はwillowy「Yellow Spring Ave. 」「coming」PV
制作。
willowy「Yellow Spring Ave. 」
http://www.youtube.com/watch?v=R8RR8o0Ms7g
willowy「coming」
http://www.youtube.com/watch?v=tHdF7iTHuuQ
Aktion Directe Live@SDLX SOUNDROOM Vol.41 -GARDEN 3-
http://www.youtube.com/watch?v=7fUAkquzS3I&feature=plcp

■青山政史 aoyama masashi
1990年代より音楽、絵画作品の制作、展示、リリースを行う
2008年〜 door floor window を開始する
http://andland.info/doorfloorwindow/
■adam(PARACHUTE)
90年代半ばよりソロまたはグループによるカセットテープ、レコード、CDのリリース多数。
2004年よりレーベル「PARACHTE」運営。現在は来春発売を予定している新作CDの音源を編集中。
■大城真 oshiro makoto
http://www.makotooshiro.com/ 1978年、沖縄県生まれ。東京在住。電子機器やジャンク・身近な
素材を組み合わせて制作した演奏・作曲のための楽器や道具を使ったライヴ・パフォーマンス、また
それと平行して音/物体の振動と光の干渉に焦点をあてたインスタレーション作品の制作等を行って
いる。

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5月
「天体」vol.2
 
2012年5月27日(日)

会期:2012年5月27日(日)
時間:14:00 〜 20:00
展示作家:一輪社
入場:ドリンクオーダー(300円〜)


展覧会趣旨:
「天体」は、齋藤祐平が不定期で企画するシリーズ形式のイベント/展覧会です。
毎回1人の絵描きさんをお誘いし、1日のみの個展を20202にて行っていただきます。
会期は短いですが、天体観測のようにじっくりゆっくりと絵を見て過ごす1日になれば理想です。

プロフィール
一輪社【Ichirinsha】
カオスラウンジ等グループ展示に何回か参加。
普段はもっぱらノートにボールペンでまだ見ぬ図像を追い求めています。
ほとんど必ず女の子のようなものが存在します。
あと何枚描けば呪いが解けるのかわかりません。
出てきたものは本にまとめて同人誌即売会で頒布しています。

参考URL:
一輪社pixiv…http://www.pixiv.net/member.php?id=727483
天体アーカイブページ…http://lopnor.archive661.com/action/tentai/index.html

企画者より:
一輪社さんとは、2010年夏に神保町のスペース「路地と人」で僕が企画したグループ展「Circle X」の最終日、
二艘木洋行を介して初めて話しました。
カオスラウンジの展覧会はそれまで何度か見に行っていたので、一輪社さんの絵は前から認識していていい絵だ
なあと思っていました。
初めて話した時に一輪社さんは「僕も絵を描くのが好きで…」と開口一番言っていたのですが、その時点でボー
ルペンを紙にものすごい速さで走らせていて(しかも紙を全く見ずに)、それが強烈に印象に残っています。そ
の後僕が企画しているライブペイントイベント/展覧会「間欠泉」にも何度か参加してもらったりしたのですが、
長時間描いて描いて描き続ける基礎体力の高さと、「作品」という終着点以前の「描く行為そのもの」がむき出
しになったかのような絵への向き合い方には、いつも刺激を受けています。
イベントではない、いわゆる展覧会という形で関わるのは今回が初めてになります。
1日限りの会期ではありますが、ぜひお越しいただきたいです。
なお、天体開催2日後の5/29からは青山のビリケンギャラリーでも、一輪社さんの個展「百輪社」が開催されます。
(ビリケンギャラリー…http://www.billiken-shokai.co.jp/billiken_files/gallery/gallery_index_flame.html)
天体とはまた全然違う内容になるとのことで、ぜひ2つ併せてご覧いただければと思います。
よろしくお願いいたします。

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3月-4月
森 林ハ イツ 

笹口数
2012年3月30日(金)〜4月28日(土)

会期:2012年3月30日(金)- 4月28日(土)
時間:15:00〜19:00
休廊日:日・水 休廊
入場:ドリンクオーダー(300円〜)
企画:伊藤麻衣子(インディペンデント・オーガナイザー)

もり はやしは いつ
笹口数の作品は、それが予め何であるかを想定する事無く触れる事で、より観るものの心に深く問いかけ、拡げます。
20202という場に呼応し構成される空間をお楽しみ下さい。
伊藤麻衣子

When you lost in the forest?
鬱蒼とした記憶、感情の繁みが、
私や、街や、ひかりのなかに、不可視の森や林のように在る。
彼の地とのあいだに静かに横たわる森や林のように。
迷うほどに森や林を歩いたのはいつのことであったろうか。
いつのまに森を忘れてしまっていたのだろう。
笹口数

プロフィール
笹口 数 Kazz Sasaguchi
ハラドキュメンツ8 想影 omokage -in/visible- 笹口数」(原美術館/2002)、「六本木クロッシング」(森美術館/2004)、
「南京トリエンナーレ」(南京博物院/2008)等

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2月
Sachiko M I'm here -short stay- 
traveling exhibition ver.1 =Single Room= 
2012年2月2日(木)〜2月21日(火)

会期:2012年2月2日(木)-2月21日(火)
時間:15:00〜19:00
休廊日:日・水 休廊
入場:ドリンクオーダー(300円〜)

Sachiko M は1994年から即興奏家として着実なキャリアを積み、2004年に初めてインスタレーション作品
”I'm Here"を発表しました。
この作品は演奏者が不在の音楽・音を構築する現場で、静寂の中に時折聞こえる正弦波やグリッチに段々と
意識が向けられ、環境音とそれらの音が次第に一体になっていくとともに、その場の輪郭や特性、そこに堆
積した時間までもが浮き彫りにされていく空間を創りだしました。また会場内に流れる音は、展示の為に作
曲、録音された楽曲であり、音楽そのものを体験する作品とも言えます。
演奏とは異なる時間軸であるこの作品は、作家の耳と手を通して鮮やかに純化された時空間を新たな角度か
ら切り取った、 Sachiko M のもう一つの表現として確立されたものとなりました。

それから年月を経て、静かにゆっくりと作品の制作を重ねながら深化を遂げてきた”I'm Here"が、シンガ
ポールにて滞在制作を行い、”I'm Here -short stay-" として、2011年10月、最新作として、発表されま
した。
今展では-short stay-のタイトル、コンセプトをそのままに、巡回展のver.1として20202の空間で新たに
制作されます。また近年制作を進めているメディアである写真作品もインスタレーションの要素として組み
込まれ、シンガポールでの制作過程の写真を、会期中に時間軸に沿って入れ替えられていく予定です。そし
てその視線と時間軸は作家のものでありながら、音と空間とが一体になる体験とともに、記憶、感覚の境界
線もまた次第に曖昧になり、それぞれの滞在が個人的な記憶を再び紡ぎ始める作品空間となるのではないで
しょうか。
ラジカルな問題を提起しながら、ゆるやかにしなやかに変化し続ける I'm Here -short stay-、その第一歩
である20202での、=Single Room=の時空間を、ぜひご体験下さい。

プロフィール
Sachiko M : sinewaves
サンプラーに内蔵されているテスト・トーン用のサインウェイヴと、スイッチノイズを用いた極端なまでにシンプルで
ミニマリスティックなサウンドと、潔いまでに徹底した音楽に対する姿勢で世界的な注目を集める孤高の即興演奏家。
1994年からカット・アップとプランダー・フォニック(剽窃的サンプリング)の中核を担うサンプラー奏者として活躍。
1998年、今ままでのスタイルを一変させ、サンプラー自体がもともと持っているテスト・トーン(=サインウェイヴ)を
再利用した独自のサンプラー奏法を開始。2000年、サインウェイヴだけを使ったエクストリームなソロ『Sine Wave Solo』
を発表し、イギリスの『Wire』誌、ヨーロッパのフェスティヴァル等各方面からの注目を一気に集める。以降、電子音楽の
実験場「Filament」を中心に、エレクトロニクス・トリオ「I.S.O.」、中村としまるとのデュオ、吉田アミとのデュオ「Cosmos」
等を不定期に活動、各国の様々なアーティストとのコラボレーションも行っている。また、ソロ・ライヴ・シリーズ「Bar さちこ」
や、サウンドインスタレーション「I'm here」シリーズなど、ソロを追求させた作品、企画を継続中。
密やかに、かつ、確実に、彼女のアテンションは続く。。。
http://twitpic.com/photos/teamsachikom
http://www.japanimprov.com/sachikom/


Sachiko M -sinewaves - 
Sachiko M, a proudly independent improviser, has been in the spotlight internationally for manipulating sine waves of a
sampler’s internal test tones, extremely simplified minimalist sounds using switching noise, and her approach to music
with meticulous attention. Since 1994, she has been active as a central sampler player involved in the cut-up and
plunderphonics (audio piracy sampling). In 1998, she drastically changed her approach and originated her own method
of playing the sampler. With the release of “Sine Wave Solo” in 2000 consisting entirely of sine waves, she became the
focus of interest on the international scene including British magazine “Wire,” and European music festivals. Since then
she has been active in a number of projects including the experimental electronic music duo “Filament” with Otomo
Yoshihide, the electronic trio “I.S.O.” with Otomo Yoshihide and Yoshimitsu Ichiraku (from Yamaguchi), a duo with
Toshimaru Nakamura, and the duo “Cosmos” with Ami Yoshida. She is currently working on solo works and projects─
the  live series “Bar Sachiko” and the sound installation “I’m here.”sinewaves ..test..tone....switch..noise....extreme
..simple..minimal..
sound..brave..persist..Music..posture..attention..
apart from others..improvise..but also opposite..
Her attention continues secretly and certainly. ...

http://twitpic.com/photos/teamsachikom
http://www.japanimprov.com/sachikom/

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2011年
11月-12月

古屋俊彦個展 "非周期的結晶" 
Toshihiko FURUYA solo exhibition“aperiodic crystals"
2011年11月24日(木)〜12月24日(土)

会期:2011年11月24日(木)-12月24日(土)
時間:15:00〜19:00 *イベント時〜22:00
休廊日:日・水 休廊
入場:ドリンクオーダー(300円〜)

非周期的結晶  古屋俊彦
 煉瓦は非常に古くから使われている建築材料である。煉瓦が紀元前四千年期のメソポタミアで文字とほぼ同時期に生まれたことは偶然では
ないだろう。煉瓦積みの自由度は文字の自由度に似ている。しかし、煉瓦積みは構造上の必要性から常に周期的配列の形を取った。一旦積ま
れた煉瓦は固定した配列を非常に長い時間保つ。もしも、構造上の必要性がない部分で、非周期的配列が作られていたならば、それは人為的
な構築物としては画期的なものになったはずだが、周期的配列の反復は過剰に徹底していた。文字は、数を数えるために作られた粘土による
幾何学的立体造形の小片を粘土板上に押しつけ、その小片の輪郭線をなぞることで生まれたが、数を表す反復的な書き込みの本体は周期的配
列から脱却していたとは言えない。文字が非周期性を得るのは、後に粘土板の枠線に記号を詰めていくときに、枠線そのものが引き延ばされ
ることによって記号が線的な連鎖の形を取るようになってからである。この線的な連鎖の形は、従って文字記号の内部的な要因から得られた
のではない。外から与えられた粘土板全体の輪郭線とその中に先に書き込まれた枠線が一方的に記号を連鎖させ、それによって非周期性が可
能になり、実際にそれが実現したのであるから、同じことが煉瓦積みでも可能だったと考えることはできるだろう。粘土板上の書き込みより
も、煉瓦積みの方が、文字の本来の姿に近いのだ。もしも、数を数えるための粘土小片が小さな煉瓦の形を取り、枠の中に納められるように
なったならば、平面上の書き込みとしての文字よりも本物の文字が作られたことになる。なぜならば、文字は本来は線によってのみ成り立つ
のであり、線は立体造形であり、亀裂である。立体造形物の隣接による亀裂が固定したものとして十分に長く存続するならば、本来の形では
ないものに写されてかろうじて存続を許された粘土板よりも確実なものになっただろう。従って、非周期的な煉瓦積みは、この五千年間の文
字と呼ばれてきた文字の仮の姿を本来の姿に取り戻すものになるだろう。
 そこで、今回の実験だが、枠線に沿って常に自由度を保ったまま煉瓦を詰めていき、非周期性が輪郭線の中で隙間なく完結できる条件を探
ることにある。煉瓦を隙間なく敷き詰めることができる場合とできない場合、途中までは確実にできるが最後にできないとわかる場合もある。
途中までは必ずできる以上、再試行によってほとんどの場合は完結できるのだが、どのくらいやり直せばよいかはそれ以前の敷き詰め方によ
ってある程度は決まるようでもある。少しづつ遡ってやり直せばよいが、いくらやっても絶対にできない形がある。その中で最も極端な場合
には、すべての配置が同じになる。直線による枠内に納める場合、線に沿って並ぶ記号には大きな自由度があり、特に周期性からはほぼ完全
に解放される。このようにして煉瓦による非周期的結晶は比較的簡単に作れることがわかった。しかし、この五千年間、我々は煉瓦による非
周期的結晶を作って来なかったのだ。それがなぜだったのかは、それこそ謎ということになるだろう。非周期的結晶はことによると一般的に
は認識できないものなのかもしれない。そして、このことが今回の実験の現場で確認できるかもしれない。

古屋俊彦連続トークイベント
■第1回「偶然性と固定性」12/3(土)
open : 19:00 start:19:30
charge : 1000円
ゲスト: 佐藤実 m/s

■第2回「古代芸術と実験芸術」12/10(土)
open : 19:00 start:19:30
charge : 1000円
ゲスト: 駒形克哉

■第3回「方法とその生産物」12/17(土)
open : 19:00 start:19:30
charge : 1000円
ゲスト: 中ザワヒデキ

プロフィール
古屋俊彦(ふるや としひこ)
神奈川県横浜市生まれ
千葉県松戸市在住
法政大学大学院人文科学研究科哲学専攻修士課程修了
美術出版社第十一回評論募集入選
明治大学兼任講師
法政大学兼任講師

2005年  「筆跡と光跡」(川崎市市民ミュージアム、川崎) 出展
2001年  「偶然の振れ幅」(川崎市市民ミュージアム、川崎) 出展
2000年  「文字と音響との交換に於ける回帰的な伝達の遅れ」(川崎市市民ミュージアム、川崎) 個展
1999年  「チバ・アート・フラッシュ 99 世紀の黎明」(千葉市民ギャラリー稲毛、千葉) 出展
1998年  「古屋俊彦 連鎖構造の決定をめぐるギャンブルのルール」(宮城県美術館、仙台) 講演、公開制作、個展
1997年  「第2回東京調査団展 記号の重量」(和敬塾本館、東京) 企画、出展
1996年  「ソニックパーセプション 4」(川崎市市民ミュージアム、川崎) 出展
1995年  「MinMプロジェクト」(アートフォーラム谷中、東京) 出展
        「第1回東京調査団展 物語の鍵」(和敬塾本館、東京) 企画、出展
        「コトバをめぐる三つの相 -ニールトン・クラーク,古屋俊彦,劉旭光-」(川口現代美術館、川口) 出展
        「第2回桐生有鄰調査団展 緩やかな螺旋」(有鄰館、桐生) 企画、出展
1994年  「新宿少年アート」(歌舞伎町界隈、新宿) 出展
        「第1回桐生有鄰調査団展 静かな時間」(有鄰館、桐生) 企画、出展
        「いずみわくプロジェクト 学校美術館構想展」(和泉中学校、東京) 出展
1993年  「00-コラボレーション -詩と美術-」(佐賀町エキジビット・スペース、東京) 共同企画、出展
        「第2回国際サウンド・カルチャー・フェスティヴァル−有鄰館の音響−展(有鄰館、桐生) 出展

佐藤実(さとう みのる) -m/s, SASW
89年よりm/s名義で活動を始める。1994-200年レーベル「WrK」を運営。自然記述と美術表現の関係に関心を持ち、
物理現象やテクストを用いたインスタレーション、パフォーマンス、執筆などの制作活動を行っている。主に海外の
美術展への出品、CD・LPのリリース、ソロやASUNAとのライブ活動、「IL GRANDE SILENZIO」「f u r」でのバンド
活動がある。
www.ms-wrk.com

駒形 克哉(こまがた かつや) 
    1959年 東京に生まれる
    1985年 多摩美術大学芸術学科卒業
    1985年 伊政府給費留学生として
          ミラノ・ブレラ美術学院絵画科ルチアーノ・ファブロ教室留学,’90年卒業
    2005年 文化庁芸術家研修員としてローマ大学留学
個展  1985年 佐賀町エキジビットスペース、東京(以後’92)
    1988年 ストゥディオ・ダルス、ミラノ
    1994年 ガレリア・ボルドーネ、ミラノ
    1995年 クリテリウム15 水戸芸術館
    1996年 ハヤカワマサタカギャラリー、東京、(以後'97 &'05)
    1998年 タカイシイギャラリー、ロスアンジェルス
    2003年 表参道画廊、東京
合同展 1988年 "POLITICA" ノヴィ・リグレ市、イタリア
    1991年 「SIMULTANEITA`日本現代美術」ローマ市美術館
    1995年 VOCA展 上野の森美術館、東京(奨励賞受賞)
    1998年 「そしてそれから」ラングドック州立現代美術館フランス
    2001年 「エターナルホワイト」展、ローマ日本文化会館
    2005年 「グローバル・プレイヤーズ」横浜BankART1929,ルートヴィヒ・フォーラム美術館、ドイツ
    2008年 「DOMANI・明日」展2008(文化庁主催) 国立新美術館 東京    
    2009年 「TOKYO LOCAL」展 香染美術 東京(以後’10年)
ワークショップ 1999年 「交換うそつき絵日記」せんだいメディアテーク(以後’01「芸術本位制国家論」’02「仙台八景」’03「仙台八景ブルース」)

中ザワヒデキ (なかざわ ひでき)
日本人男性美術家。1963年新潟生まれ。千葉大学医学部卒。1983-1989年、アクリル絵画。1990-1996年、バカCG。
1997-2005年、方法絵画。 2006-2009年、本格絵画。2010年以降、新・方法。宣言「方法主義宣言」「新・方法主義
宣言」。著書「近代美術史テキスト」「西洋画人列伝」「現代美術史日本篇」。特許「三次元グラフィックス編集装置」
「造形装置および方法」。CD「中ザワヒデキ音楽作品集」。

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11月
「天体」vol.1 
2011年11月6日(日)

会期:2011年11月6日(日)
時間:14:00 〜 20:00
展示作家:及川(およかわ)さやか
入場:ドリンクオーダー(300円〜)


展覧会趣旨:
「天体」は、齋藤祐平が不定期で企画するシリーズ形式のイベント/展覧会です。
毎回1人の絵描きさんをお誘いし、1日のみの個展を20202にて行っていただきます。
会期は短いですが、天体観測のようにじっくりゆっくりと絵を見て過ごす1日になれば理想です。

プロフィール
及川さやか(およかわ さやか)
2008年OPAOPA結成。
以後、毎年1回ラフォーレ原宿WALLにて展示と作った服の販売。
OPAOPAをやりながら、こっそり個人で描いてたノートをメンバーの見よう見まねで本にしてみる。
「およのよんこまのーと」少し販売。
2010年齋藤祐平企画「CIRCLE X」(路地と人)で初めて人前に個人の絵を展示。
2011年6月下北沢無寸草&づづでグループ展に参加。
「天体 vol.1」は自身初の個展です。

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10月-11月

DJ Peaky/Hosaka Akane二人展 "夢の地理学" 
2011年10月1日(土)〜11月5日(土)

会期:2011年10月1日(土)-11月5日(土)

時間:15:00〜19:00 *イベント時〜22:00
休廊日:日・水 休廊
入場:ドリンクオーダー(300円〜)

二人の電子音楽家による、絵画と音のささやかな展覧会です。
Hosaka Akaneは、昭和三十年代〜四十年代の様々なモノが放つ、正と負のオーラに触発されて制作したコラージュ画等を展示致します。
DJ Peakyは、永年のテーマである、"存在と不在"の表現を相も変わらず追求した音楽装置の展示を行う予定です。
日常にひそむ真実を見出そうと生活している二人の世界観が交差する、不可思議な展示空間となりそうです。
皆様のお越しをお待ちしております。(DJ Peaky)

■opening live 10/1(土)
open : 19:00 start:19:30
charge : 1500円(1drink付)
live : 厚海義朗 /DJ Peaky

■live 11/3(木・祝)
open : 19:00 start:19:30
charge : 1500円(1drink付)
live : itoken trio / fockea crispa

■closing live 11/5(土)
open : 19:00 start:19:30
charge : 1500円(1drink付)
live : 鎌田将 / DJ Peaky

*ライブ開催時、展示は16:00で終了いたします。

プロフィール
DJ Peaky
1995年頃より音楽活動を開始。数多くのバンドに参加して音を撒き散らす。現在、
イトケン・戸井安代との"Itoken Trio"Hosaka Akaneとの"Kawashima Circulation
Bus Line" そしてソロでの音楽制作にカを注ぐ。

Hosaka Akane
高校の頃よりYMOに影響を受けシンセで曲を創り始める。その後3枚の自主制作CD
−R、各レーベルより7inch・CDをリリース。そして現在、新作アルバムを制作中。

厚海義朗
ベーシスト/コンポーザー/シンガーソングライター
名古屋にて音楽活動を開始。'03年から'08年まで「GUIRO」に所属。他に平行して
アイリッシュ、実験音楽プロジェクトへの参加など幅広く活動する。近年は活動拠点
を東京近郊に移し、'11年初めに結成された藤井友信(ex.MUSIC FROMTHE MARS.
fresh!!)・イワマチカ(ex.春風堂)との「Oishii Oishii」、あだち麗三郎(ex.片想い.
cero)率いる「あだち麗三郎クワルテット」に参加。また不定期にソロでの弾き語り、
ベース・ギター・ソロなど多岐に渡る活動を行っている。
今回は、ベース・ギター・ソロと、ギターによる弾き語りを披露する。

itoken trio
itoken、戸井安代、DJ Peakyの三人 が寄り集まって'08年に結成。
アナログシンセ、クラリネット、バスクラリネットで、シンプルだけど計算されている、
ほのぼのとして角の丸い多角形のような音を作り出す。

fockea crispa
深川泰斗、吉野彰、サルビア・サルココッカの三人で、’06年1月に結成。
様々なアコースティック楽器を用いて、ゆるやかにのびやかな音楽を奏でる。
過去に、イングランド:リバプールにてBBC Radioに出演する他、高円寺円盤での
ライブ、トクマルシューゴ企画イベント等に出演。

鎌田将
「サンガツ」にてベースを担当。'04年に脱退する。
'06年「コノオト」結成。
現在「浅野達彦グループ」に参加。ベースを担当する。
Quinka with a Yawn、Fishing with John、OraNoa、渚十吾などのサポートも行う。

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9月
「天体」vol.0
 
2011年9月10日(土)

会期:2011年9月10日(土)
時間:14:00 〜 20:00 (トーク19:00〜)
展示作家:齋藤祐平
入場:ドリンクオーダー(300円〜)
トーク料金:¥500-

展覧会趣旨:
「天体」は、齋藤祐平が不定期で企画するシリーズ形式のイベント/展覧会です。
毎回知り合いの絵描きさんをお誘いし、1日のみの個展を20202にて行っていただきます。
出品作品は特に新作/旧作こだわらず、ゲストが気に入っている作品を展示していただく形となります。
天体観測のようにじっくりゆっくりと絵を見て過ごす1日になれば理想です。
今回はプレイベント「vol.0」として、企画者の齋藤が作品を展示します。
今まで様々な機会で展示された旧作を再構成した展示になる予定です。

プロフィール
齋藤祐平【Yuhei Saito】
1982年新潟県生まれ。
主に平面作品を感覚的に制作。
制作した絵画がどのように発表されうるか・鑑賞者の頭の中でイメージがどのように流通しうるかについても留意し、
作品を通して様々な活動を行う。
…フリーペーパーの制作、ゴミ捨て場での展示、路上での自作印刷物交換会「Paper Talk」開催、自作の絵を使用した
ライブパフォーマンス、商店街の空き物件や引越し前/後の空き部屋を使用したギャラリー「場所と出来事」運営、CD
ジャケットやイベントフライヤーの制作、郵便物リレー転送イベント「COMPO」開催、ライブペイントイベント/展覧
会「間欠泉」開催など。
平間貴大・アサとの「Night TV」、淺井裕介との「聞き耳」、郡司侑祐・およ・アサとの「OPAOPA」(現在は半?脱退)
のメンバーとしても活動。
作品画像や展示風景写真などをまとめたホームページ「羅布泊」はhttp://lopnor.archive661.com/index.html

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8月-9月

平間貴大 無作品作品展 
2011/8/8(月)-9/3(土)
*9/8(木)まで会期が延長になりました

会期:2011年8月8日(月)-9月3日(土)
時間:月・火15:00〜19:00 木〜土15:00〜20:00
休廊日:日・水・8/15・16 休廊
入場:ドリンクオーダー(300円〜)

平間貴大【ひらま・たかひろ】
新・方法主義者。1983年生まれ。2006年、43枚組CD-R『Recordingのおまけ』発表。2007年3月、写真展「それを覆う持続」。同年10月、即興音楽
としてのフィールドレコーディング109枚組CD-R『109』発表。直嶋岳史と「人数」を結成。齋藤祐平、asaとnightTVを結成。2008年8月、CD-R
『ライブハウスを爆破せよ』発表。同年11月からweb上でmp3作品を発表。2010年5月からtwitterで絵画作品を発表。2010年8月の「『反即興演奏と
してのマラン・メルセンヌ+ジャン=ジャック・ルソー』『10年遅れた方法音楽としてのマラン・メルセンヌ+ジャン=ジャック・ルソー』同時開催展」
を機に馬場省吾、中ザワヒデキと新・方法を結成。


8月22日(月) - 9月3日(土)クエチェボイル書店
ART SPACE Produce [THE LIBRARY 2011]参加作品
http://www.h3.dion.ne.jp/~artspace/

■「新・方法の夜 VOL. 1」8/27(土)
open : 19:00 start:19:30
charge : 1500円+1drink
live : 平間貴大、馬場省吾、中ザワヒデキ

プロフィール
「新・方法」(しん・ほうほう)
「新・方法」は2010年9月4日に結成された平間貴大、馬場省吾、中ザワヒデキの三人のグループ。同日「新・方法主義宣言」を発表。以来、「為替
介入」、「初詣」、「確定申告」などをEメール配信で発表。また、同年10月4日より、ゲスト寄稿と作品から成る機関誌「新・方法」を毎月配信。
これまでに各種イベント、展示多数参加。
http://7x7whitebell.net/new-method/

 

7月-8月

鶯セヴーチ・平間貴大 二人展 
2011/7/28(木)-8/6(土)

会期:2011年7月28日(木)-8月6日(土)
時間:月・火15:00〜19:00 木〜土15:00〜20:00
休廊日:日・水
入場:ドリンクオーダー(300円〜)

「鶯セヴーチ作品展」のエンディング、平間貴大「無作品作品展」のオープニングに繋がる展覧会。
2作家の作品が同期する8日間の展覧会です。

■天使の海老を食べる会 8/6(土)
包丁長 : 皆藤将
open : 19:00 start:19:30
charge : 2000円(お料理込み)
live : 平間貴大、鶯セヴーチ

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7月

鶯セヴーチ作品展 
2011/7/7(木)-7/26(土)

会期:2011年7月7日(木)-7月26日(土)
時間:月・火15:00〜19:00 木〜土15:00〜20:00
休廊日:日・水
入場:ドリンクオーダー(300円〜)

鶯セヴーチ【sивуч.U】
音楽ユニット"ju sei"のボーカル。よばれてウグイス。
2010年12月10日よりiphoneで絵を描き始め、twitterで発表している。
名付け親は中ザワヒデキと平間貴大。
毎月第二金曜日に高円寺の円盤で行われる中ザワヒデキと平間貴大の「第二金曜日」にてレギュラーウグイスを務めている。
ju seiは2011年8月2日に円盤より初フルアルバムをリリース予定。

■セヴィーチェナイト 7/9(土)
包丁長 : 皆藤将
open : 19:00 start:19:30
charge : 2000円(お料理込み)
live : 平間貴大、Miss Donut(西岡由美子 from Americo)、中ザワヒデキ


■天使の海老を食べる会 8/6(土)
包丁長 : 皆藤将
open : 19:00 start:19:30
charge : 2000円(お料理込み)
live : 平間貴大、鶯セヴーチ

プロフィール
皆藤将(かいどう・まさる)
美術の人。浅草生まれ浅草育ちの26歳。大学入学と同時に美学校に入学、作品制作を始める。銀座の京料理屋で五年ほど働いていたため料理が得意。
包丁一本さらしにまいて、ボンボンたずねて三千里。人呼んで包丁長と発します。西に行きましても東に行きましても、とかく土地土地のお兄貴さん
お姐さんにご厄介かけがちな若僧でござんす。以後見苦しき面体、お見知りおかれまして、向後万端ひきたって、宜しくお頼み申します。

Miss Donut(西岡由美子 from Americo)
アイワナロックンロールオールナイトアンドパーティエヴリデイ!でも毎晩10時にはねむくなっちゃう彼女は世界最小音・12才のロックガール。
家族にきこえないようにちいさな声でうたっているの。

中ザワヒデキ (なかざわ・ひでき)
日本人男性美術家。1963年新潟生まれ。千葉大学医学部卒。1983-1989年、アクリル絵画。1990-1996年、バカCG。1997-2005年、方法絵画。
2006-2009年、本格絵画。2010年以降、新・方法。宣言「方法主義宣言」「新・方法主義宣言」。著書「近代美術史テキスト」「西洋画人列伝」
「現代美術史日本篇」。特許「三次元グラフィックス編集装置」「造形装置および方法」。CD「中ザワヒデキ音楽作品集」。

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5月-6月

羽鳥智 "copy trace overwrite" 展 
2011/5/19(木)-6/25(土)

会期:2011年5月19日(木)-6月25日(土)
時間:月・火15:00〜18:00 木〜土15:00〜19:00
休廊日:日・水
入場:ドリンクオーダー(300円〜)

羽鳥智(Hatori Tomo)はadam名義で94年頃からカセットテープ製作及びライブ活動を開始し
soloの音源のリリースやコンピレーションに音源提供等マイペースに活動を続けている作家です。
近年は美術家青山政史とのユニット『PARACHUTE』での活動などがあげられ、インスタレーショ
ンの要素を含むライブを渋谷アップルストアなどで展開してきました。
展覧会としては恵比寿treesaresospecialでの『2WINDOWS』展でビデオテープを使用した、記録
に対する独自な視点を展開したインスタレーションを発表しました。
今展示ではさらにレコードやカセットなどの音のメディアを中心に、ビジュアルソースも含め観て
いる人間がそれらのパーツを再構築していくプロセスをインスタレーションとして制作します。

opening 5/21(土)
open:17:30 start:18:00
*出入自由、フード持込可、差入歓迎
charge: ¥500-(ドリンク+軽食付)
BGM選曲:野界典靖

closing 6/25(土)
open:17:30 start:18:00
charge: ¥1000-(ドリンク付)
live:青山政史 羽鳥智(a.k.a. adam)
BGV担当:小野浩太


プロフィール
羽鳥智Hatori Tomo(a.k.a. adam)
94年頃からカセットテープ製作及びライブ活動を始める。
音源リリースはソロとして『V.A. / HIELOGLYFITI 2(RADIO)』DVD『マイクロスペース』等、BUKATUの
メンバーとしてコンピレーションCD『SOUNDS OF FANTAS(FEES5/6)』『Color In Absence Sound
(HHH08)』。ZONSUKE&OM名義でカセットテープ『 19981.1』に参加。
またロックバンド『ainotamenishis』のメンバーとしてV.A『Tokyo Flashback 6』、米Holy Mountainよ
りアルバム『Live '418』等々に参加。
展示は代々木OFF SITEでの1day Exhibitionや恵比寿treesaresospecialでの『2WINDOWS』展(ファッ
ションブランドSAMPLESSとのスプリット企画)。青山政史とのユニットPARACHUTE名義で経堂アペル
でのグループ展参加や渋谷アップルストアでのライブ等も行っている。

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1月-3月

堀尾寛太展
HORIO Kanta solo exhibition  

会期:2011年1月27日(木)〜3月5日(土)
時間:月・火15:00〜19:00 木〜土15:00〜20:00
休廊日:日・水
入場:ドリンクオーダー(300円〜)

日常的な物質に電磁石やモーターなどを組み合わせた自作デバイスによって、
どこか不可思議な世界を作り出すパフォーマンスやインスタレーションを展開
している堀尾寛太の新作個展を開催します。
近年は展示・プロトタイプのデバイス製作などでも国内外で広く活動を展開
しています。
電子回路や基板が身近なマテリアルとして映る堀尾の作品はいつも新しい発見
にあふれています。


関連イベント
solo live
1/29土 19:00 open 19:30 start 1000円
(1ドリンク付)
ソロ演奏
出 演:堀尾寛太

talk
2/14月 19:00 open 19:30 start
 1000円
トークタイトル:「電子工作こだわりポイント比較会」
出 演:堀尾寛太
    梅田哲也
    クワクボリョウタ


プロフィール

堀尾 寛太 HORIO Kanta
http://kanta.but.jp/
1978年 広島生まれ
2004年 九州芸術工科大学大学院芸術工学専攻音響設計系 修了

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2010年
11月-12月

Thermal Acoustics
minoru sato -m/s, SASW  

会期:2010年11月11日(木)〜12月18日(土) 会期中の木・金・土曜日
時間:13:00〜20:00
入場:ドリンクオーダー(300円〜)

協力:EUジャパンフェスト日本委員会

熱と音響。空気中を伝わる波の速度は、おおむね温度に依存する。暖かければ速く、冷たければ遅くなる。
この温度とは、 空気を構成する微細な分子のランダムな運動から生まれる。 そして高い温度から低い温度に
に移動するのが熱である。それは非物質的なエネルギーの移動を指す。
一方音とは、空気の巨視的な周期運動が伝わる現象である。空間上の物質的な境界の影響を受けて、その空間
独自の響きを生む。
音が伝わる速度と温度の関係、そこに微視的な世界と巨視的な世界が交叉する。熱は移動していき、波は徐々
にその速度を変える。それは響きの変化となる。
一定に保たれた音と緩やかな変化の響きが織りなす「うなり」。そこから空気を構成する分子のランダムな運
動の状態変化を直接聞くことができる。容易に近づけない微視的世界の運動に支えられた巨視的な現象。
そこには意味を与えられる以前の純粋な熱量による世界の本質的無秩序な姿が秘められているのかもしれない。


関連イベント
live
11/13土 16:30 open 17:00 start 1500円

ソロ演奏
出 演:IL GRANDE SILENZIO (小川敦生+佐藤実)
ゲスト:秋山徹次(ギターその他の楽器による即興および非即興音楽演奏家)

料 理:山本幸広

solo live & talk
12/11土 16:30 open 17:00 start
 1000円
トークタイトル:「モダニズムのハード・エッジ×電気化する芸術」
時 間:16:30 open 17:00 start
出 演: 佐藤実 m/s SASW
トークゲスト:梅津元(埼玉県立近代美術館主任学芸員/芸術学)

*両日セッティングのため15:00にギャラリーはクローズします。

協力:EUジャパンフェスト日本委員会


プロフィール

佐藤実/minoru sato -m/s, SASW-

アーティスト。1989年より"m/s"名義で活動をはじめる。1994年-2006年レーベル「WrK」を運営。
世界の成り立ちとその記述という観点から、物理現象と概念に焦点を当てたインスタレーション、パフォ
ーマンス、執筆などの活動を行っている。また学芸員として展覧会、アートイベントの企画も行う。
in 1989, he started activities under the name "m/s". he established a label called "WrK" for creative
activities in 1994, and had been running the label until 2006. he has an interest in a relationship between
a description of nature and an art representation. his research and creative activities are explored in the
form of installations,multiples, performances and written text. in addition, he is organizing contemporary
art exhibitions and various events as curator.
http://www.ms-wrk.com
主な展覧会歴
2010 ARTeSONoro, Madrid
2009 Image x Inage, Inage
2008 Happy New Ears, Kortrijk Belgium
2008 Transmediale, Berlin
2005 Earwitness, Brussels
2003 Solo exhibition, Tokyo
2002 BEELDEN BUITEN/ FRACTALS, Tielt Belgium
2001 Between sound and vision, Chicago
2000 just about now, Rotterdam
2000 Sound Art Sound as Media, Tokyo
1997 Ear as Eye, Los Angeles
1996 eigen-state and the displacement, Kobe
1995 Solo exhibition, Tokyo
1993 SoundCulture Japan, Kiryu
1991 SoundCulture, Sydney
主な出版・CD
LP, "irregurality / homogeneity" (senufo editions,2010)
LP, with ASUNA "One as Two" (senufo editions,2010)
CD, with ASUNA "Texture in glass tubes and reed organ" (Spekk,2007)
CD, with Ami Yoshida "COMPOSITION for voice performer 1997,2007" (aotoao,2007)
CD, "NRF Amplification" (ms-work,2007)
BOOK+CD, "Social Music" (errant body press,2002)
BOOK+CD "Between Sound and Vision (University of Illinois at Chicago,2001)
Book+DVD-ROM, "Amplitude of Chance" (Japan,2001)
BOOK+CD, "Site of Sound" (errant body press,1999)
CD, "WrK" (V2 archief,1999)

IL GRANDE SILENZIO[小川敦生(バンジョー) + 佐藤実(自作装置/RP3M)]
引き延ばされた時間の中で刻まれる、物音とバンジョーの乾いた響き.
http://www.myspace.com/1004579878
 
小川敦生/Atsuo OGAWA
均一な線による緻密なパターンの集積で、作品を紡ぐドローイング作家。
装飾ともグロテスクとも取れる過剰さは紙の上に止まらず、壁面、ガラス等々にも侵食している。
また、その執着は盤の上を渦に走る線にまで及び、選曲、演奏に至る。
COMMUNE DISC傘下ZOO PARKからリリースの、古ぼけた/ふやけた音源を集めたmix CDのような
ものまで。
http://www.turqoiserosco.com/atsuo_ogawa.html

佐藤実 minoru sato -m/s, SASW 別記参照

秋山徹次/Tetuzi AKIYAMA
(ギターその他の楽器による即興および非即興音楽演奏家)
ギターという楽器の持つ特質に、自身の欲求をミニマルかつストレートな形で加えていくえていくことに
よる、原始的で即物的な意味合いを含んだ演奏を得意とする。
無調でブルージーなアコースティックギターを中心に、ヘヴィーでサイケデリックなエレクトリックギター、
ターンテーブルや具体物を利用した理不尽で不可解なミュージックコンクレート/ミュージックコンクレー
ト/エレクトロアコースティック音響など、ミクロからマクロに至る音量を、繊細に、ときには大胆にコン
トロールし、身体の電子化を試みる。
1987年に即興演奏を主体とする自身のバンド "Madhar(マダール)" を結成。
それと平行して "秘響弦楽五重奏団”、杉本拓とのギターデュオ"Akiyama-Sugimoto”など多くのバンドで
活動、2000年以降はソロ活動も活発になる。
最も最近のバンド活動は、中村としまる、3人のノルウェー人管楽器奏者と組んだクインテット "古木撰集"。
また不定期ではあるが、全可聴帯域ドローンユニット "Satanic Abandoned Rock'n'Roll Society" での活動
もある。
1995年にニューヨークで初の海外演奏。2000年以降はほぼ毎年海外遠征を行い、西欧、東欧、北米、南米、
オセアニアの数々のにフェスティヴァルにも参加している。
2000年以降はソロアルバム、他の音楽家達とのコラボレーションアルバムを国内外のレーベルから多数発表
する。
http://www.japanimprov.com/takiyama/takiyamaj/index.html

梅津元/Gen UMEZU 
埼玉県立近代美術館主任学芸員/芸術学
1966年生まれ。1991年多摩美術大学大学院修士課程修了。同年より埼玉県立近代美術館学芸員。
企画・担当した主な展覧会:「<うつすこと>と<見ること>」(1994)、「光の化石」(1997)、
「ドナルド・ジャッド 1960-1991」(1999)、「プラスチックの時代」(2000)、「関根伸夫
《位相-大地》が生まれるまで」(2005)、「ニュー・ヴィジョン・サイタマⅢ」(2007)など。
レクチャー、トーク、シンポジウム:川崎市市民ミュージアム(「Sonic Perception vol.5」における
レクチャー/1998)、OFF SITE(Wrk連続個展関連トーク/2003)、東京藝術大学(シンポジウム
「ファイン・アートとテクノロジー」2009)など。その他、『ユリイカ』『インターコミュニケ
ーション』『美術手帖』『artscape』などへの寄稿多数。

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9月

6days Exhibition at 20202
Itoken trio展  

会期:9/2(木)〜9/11(土) 会期中の木・金・土曜日
時間:13:00〜20:00
入場:ドリンクオーダー(300円〜)

'08年結成した室内楽トリオである Itoken trio、SH-101、バスクラリネット、クラリネットなどでシンプルだけど
計算されているほのぼのとして、角の丸い多角形のような音を作り出している。そのメンバーItoken、DJ peaky、
toi yasuyoによるインスタレーション。ライブとは異なる時間軸で新たな展開を試みます。

関連イベント
live
9/3金 19:30〜 1500円+1ドリンク付

ソロ演奏
出演:itoken、DJ peaky、aze

live
9/10金 19:30〜 1500円+1ドリンク付

トリオ演奏とゲストによるライブ
出演:Itoken trio
ゲスト:古池寿浩、木下和重

インプロベジ屋台 料理:Sachiko M
旬の野菜を中心にオリジナルレシピで即興の創作料理すを提供しま。(300円〜)
*イヴェントの開催日は、作品の一部が鑑賞できなくなりますのでご了承ください。

プロフィール
Itoken
偽マルチ楽器演奏家、ドラマー、へなちょこ音楽家。
Harpy、zuppa di pesce、itoken trioなどのバンドを率いる他、d.v.d、WATTSTOWERS、gutevolk、あがた森魚、トクマルシューゴ、
栗コーダーポップスオーケストラ...など様々なユニットに参加。これらの活動の他にソロも行う。
玩具トイポップの1st、電子音脱臼ポップの2nd、ライブ音源を集めた3rdをリリース。
フランスのレーベルより4thアルバムをリリース予定。
ライブ演奏活動の他にNHK子供番組への楽曲提供、ゲーム音楽制作、CM音楽制作、webアニメーション音楽制作などを行う。
http://www.itoken-web.com

DJ Peaky
1969年東京出身。20歳頃からバス・クラリネットの演奏を始める。
1992年、4チャン ネル・サラウンド・システムを用いたサウンド・インスタレーションを初製作。
1995年頃よりレコードとターンテーブルを用いての演奏活動を開始。
1999〜 2000年まで、パフォーマンス・カンパニー"時々自動"にて、バスクラ演奏/サウンド・エンジニアリングに従事。
2001〜2006年頃まで、深谷直子のインスタレーション展示に、サウンド担当として製作参加。
自身の演奏活動のために、二本のトーンアームがついたレコード・プレイヤーや、ノイズ/鋸形音波発生装置としてのオブジェクティヴ・
ターンテー ブルを製作・使用中。

toi yasuyo
2003年よりクラリネットを演奏をはじめる。
itoken率いる『Jean-Pierre』、影絵と音楽のユニット『畔』のメンバー。
ソロとしては2009年、切り絵と影による初の展示を行う。
[畔] 2007年 戸井安代と原川奈緒の二人によるユニット。主に自ら制作した影絵の映像と音楽演奏での活動を行っている。
http;//www.myspace.com/azeekage

koike toshihiro 古池寿浩 
'74年名古屋出身。トロンボーン担当。
即興演奏をしたり、自己のバンド「ふいご」では作曲も担当。
その他に宇波拓氏率いる「HOSE」、イトケン氏率いる「Zuppa di Pesce」、藤井郷子オーケストラなどのバンドで演奏したりしてい ます。
http://homepage.mac.com/fuigo_koike/

kinoshita kazushige 木下和重 
violin player/composer
ヴァイオリンを膝の上に置いて演奏するスタイルは、世界でも唯一 人。弓と弦による摩擦や圧力によって現出するノイズを空間化された時間へ
布置させる行為としての演奏を特徴とする。
最近はヴィジュアル的要素が増殖中。Segments String Quartet, segments explosion, com+position,かえる目, RGB, california18,またはソロ
で活動中。CDレーベル「tenseless music」主宰。
時間/空間構造を基盤に自身が作曲、聴取を含めた音楽実践を包括的に再構築する試み「Segments Project」をループラインにて隔月で展開中。
以上詳細は http://kinok.seesaa.net/ で。

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8月

6days Exhibition at 20202 
齋藤祐平present
第1回平間貴大初レトロスペクティブ大回顧展 


会期:8/5(木)〜 7/14(土) 会期中の木・金・土曜日
時間:13:00〜20:00
入場:1ドリンクオーダー(300円〜)

*平間貴大の過去に制作した作品を一望し、多様な形態を持つ作品の中に流れる思考の変遷を
 まとめてご鑑賞いただける展覧会です。

関連イベント
「企画企画」
8/13金 19:30〜 1500円+1ドリンク
さまざまな場所でシリーズ企画を行っている出演者が、短い企画を連続で行う企画。
出演 : 神田聡「series」
   http://d.hatena.ne.jp/tiptoe/
   大城真「METAL HOLE COOL DOWN」
   http://www.makotooshiro.com/
   木下和重「segments project」
   http://kinok.seesaa.net/

「トーク」
8/14土 19:30〜 1000円+1ドリンク
2週間に渡り開催される「第1回平間貴大初レトロスペクティブ大回顧展」、その最終日のトークイベント。
展示されている作品を中心に、これまでの活動について企画者の齋藤祐平と共にふりかえります。 さらに
トークゲストに中ザワヒデキさんと半田晴子さんをお迎えし、より踏込んだ内容のトークとなります。
出演:齋藤祐平、平間貴大
ゲスト:中ザワヒデキ、半田晴子
ウグイス嬢:sei


平間貴大
1983年生まれ。
2006年  即興音楽43枚組CD-R「Recordingのおまけ」リリース。
07年3月 カオリ座にて写真展「それを覆う持続」。
07年10月 即興音楽としてのフィールドレコーディング109枚組CD-R「109」をリリース。
08年1月 齋藤祐平が1ケ月間運営したギャラリー「場所と出来事」にて個展「曖昧な部屋」。
08年6月 音楽レーベルencadreから「thr eat rhythm」リリース。
08年8月 CD-R音楽作品「ライブハウスを爆破せよ」リリース。
08年11月 よりweb上で音楽作品を発表。
10年5月 『improvised music from Japan 2009』祭に出演。
10年5月 よりtwitterで絵画作品を発表している。
直嶋岳史との音楽ユニット”人数”、齋藤祐平、asaと"Night TV"で活動中。
http://hrmtkhr.web.fc2.com/

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7月

6days Exhibition at 20202
AffirMAtive iNdooR DAys

by THE MEDIUM NECKS
会期:7/15(木)〜 7/24(土)
会期中の木・金・土曜日
時間:13:00〜20:00
入場:ドリンクオーダー(300円〜)

関連イベント
7/17土 live
start 15:00 charge 1000 yen ( inc. 1drink )
sakiyo tobita ( the medium necks)
tetsuro yasunaga( helll)
jason funk( hell)

お知らせ 予定していたdj:Emily Wakelingは都合により出演出来なくなりました。お知らせとともにお詫び申し上げます。

THE MEDIUM NECKS
2004年、デザ インと音楽のユニットとして飛田左起代と吉田苑子で結成。
同年にアルバム「the medium necks」を制作。
2007年にasunaのレーベルao to aoからミニCD「stars,stars」をリリース。エレクトロニカ、アンビエント、フォークを経たその音作りは繊細でいて、
奇妙な味に満ちた独自なもの。
今年2010年7月ミニCD2作目となる「Flying mobiles, trappings」リリース。
飛田は2005年よりアヴァンフォークユニットhelllのメンバーとしても活動している。
http://www.themediumnecks.com/

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5-6月

毛利悠子 個展
Yuko MOHRI Solo Exhibition
近所の機械(モノ)の温室空間。
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美術作家、毛利
悠子の個展が3カ所の会場で開催されます。
20202にて「 エブリデイ ラオス Everyday Laos」、
路地と人にて「ワンデイ ダラス One Day Dallas」、
アップリンク・ギャラリー にて「ホリデイ ビキニ Holiday Bikini」
と会期を少しづつずらしながら開催されます。
会期中にイベントも多数予定しております。
詳細はwww.mohrizm.netに掲載予定 です。
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エブリデイ ラオス Everyday Laos
会期:5/20(木)〜 6/26(土) 会期中の木・金・土曜日  +27(日
時間:13:00〜20:00
入場:ドリンクオーダー(300円〜)

関連イベント
女子トーーク!
5/21金 20:00〜 1000円(1ドリンク付)
トーク・ゲスト:五所純子(文筆業)、吉田アミ(前衛家)
ラオスのヴァイニル学校
5/29土 15:00〜 1500円(1ドリンク付)

出演:湯浅学(音楽評論) 生徒:毛利悠子
インプロベジ屋台 料理:Sachiko M
旬の野菜を中心にオリジナルレシピで即興の創作料理を提供します。(300円〜)
ラオスへようこそ
6/26土 15:00〜 1500円(1ドリンク付)

毛利悠子レクチャー+トーク
トーク・ゲスト:中谷礼仁(建築批評)、畠中実(ICC学芸員)
インプロベジ屋台 料理:Sachiko M
旬の野菜を中心にオリジナルレシピで即興の創作料理を提供します。(300円〜)
*イヴェントの開催日は、作品の一部が鑑賞できなくなりますのでご了承ください。

プロフィール
美術作家。大学在籍時より、コンピュータの誤作動を増幅させたプロセスを立体作品化した《誤差蓄積回旋機械》(2003)、
《対話変速機》(2005)、エリック・サティの作曲作品をモチーフにし、コンピュータによって環境音をピアノの楽曲として生成する《Vexations》
(2006、三原聡一郎との共作)を、NTTインターコミュニケーションセンター[ICC]、YCAM山口情報芸術センターをはじめ国内外で発表。
《Vexations》で「トランスメディアーレ2006 銀賞」、「アルス・エレクトロニカ2006インタラクティヴ・アート部門 ホノラリー・メンション」を受賞した。
また、強力な磁場やコイル、モーターなどを使用し、物理現象を扱った立体作品《magnetic organ》(2003-2005)を大阪赤レンガ倉庫、
名古屋港20号倉庫、横浜赤レンガ倉庫などで発表したほか、イギリスのテレビ発明家ジョン・ロギー・ベアードから着想した《Bairdcast Media》(2008)、
2台のプリンターが徐々に寄り添いキスをする《Kiss》(2008)、パフォーマーがスキャナー上で食べたサラダをプリンターが吐いていく《スキャナの自殺》(2009)
などをイギリス、韓国、オーストリアで発表している。近年はパフォーマンスとしての一回性の作品発表も行なっており、大友良英、梅田哲也、牧野琢磨などと共演。
今回が初の個展になる。

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2-3月

齋藤祐平展 —やまびこ(2LP)—  
会期:2010、2/11(木)〜 3/20(土) 会期中の木・金・土曜日
時間:13:00〜19:00
入場:ドリンクオーダー(300円〜)

関連イベント
第16回 公園コンサート
2/13土 13:00、20202集合→出発
神田聡×大城真duo
直嶋岳史×古田直人duo
平間貴大×sei(from ju sei) duo
齋藤祐平solo
ライブペインティング
3/6土 13:00、20202集合→出発
聞き耳(淺井裕介×齋藤祐平)
■トーク
3/20土 19:30—22:00 1000円(ドリンク込)
聞き手:平間貴大 司会:sei(from ju sei)
齋藤が今までの活動を振り返りつつ、
それらに関わる『マルチプル/流通』『場所の発見』『代入』などの要素や、
今後の活動の展望などについて話します。

齋藤裕平企画
梱包イベント「COMPO」報告会
3/27土  13:00—20:00  1000円(ドリンク込)
「COMPO」はある順番のもとに
参加者が郵便物を各自思い思いの梱包をして次の参加者へと送り、
それを繰り返してどんどん膨らませていくというイベントです。
当日はその最終形を開梱し、会場にいらした参加者にお話を伺う予定です。
参加者でない方もぜひお気軽にお越しください!


プロフィール
齋藤祐平
1982年新潟県生まれ。絵描き。
絵そのものの表象だけでなく、その絵が「どのような思考を経て生まれるのか」「どのように展示・発表されうるのか」
「どのように流通しうるのか」などについて日々考えつつ制作・発表を行う。2007年より他の作家との共同作業を活発化させ、
現在活動中のものとしてアサ・平間貴大との"Night TV"、郡司侑祐・アサ・およとの"OPAOPA"、淺井裕介との「聞き耳」がある。
2008年1〜2月には、東京・高円寺の商店街の一角にある店鋪用物件を1ヶ月間借りてギャラリー「場所と出来事」を運営、
自身の個展「23時59分」を行った。2008年末より、主に自作の絵を音具として用いたライブ演奏活動を始める。
http://blog.goo.ne.jp/hintandgesture

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2009年
10月

the express way to kirakiraland
青山政史、斉藤夏美

会期:2009.10/10(土),10/11(日)
時間:15:00〜20:00
入場:500円(1drink付)

これまでそれぞれの作家活動とともに「amagumo」名義のユニットとして、
ドローイングや写真作品を中心に静謐で美しい世界観を提示してきた青山政史と斉藤夏美の2人による2日間の展覧会。
渋谷のマンションの一部屋に新しくオープンするギャラリーカフェショップ「20202」にて開催します。
各夜にはゲストのソロライブ、11日には青山のギターライブがあり、会期限定スイーツメニューも予定しています。

ライブ
20:00open 20:30start 前売¥1500-(25名限定/要予約)
*当日(お席があれば)¥1800- 
*別料金でドリンクご用意いたします
10日(土)20:00open 20:30start ¥1500
杉本桂一、DJ peaky
11日(日)20:00open 20:30start ¥1500
青山政史、adam

プロフィール
■青山政史 aoyama masashi
1990年代より音楽、絵画作品の制作、展示、リリースを行う
2008年〜 door floor window を開始する
http://andland.info/doorfloorwindow/
■斉藤夏美 saito natsumi
1990年代より写真作品の制作、展示を行う
2006年〜 アクセサリーブランド girls goes to north を開始する
http://andland.info/girlsgoestonorth/
■adam(PARACHUTE)
90年代半ばよりソロまたはグループによるカセットテープ、レコード、CDのリリース多数。
2004年よりレーベル「PARACHTE」運営。現在は来春発売を予定している新作CDの音源を編集中。
■DJ Peaky
2003年、“Practice of scratch”をeuphoriaphone labelより発表。
2006年、“In the blanket”をcommune-discより発表。
現在はAkane Hosakaとの共同即興:作曲ユニット“Kawashima circulation Bus Line”と、“Itoken trio”で活動中。
■杉本佳一 Keiichi Sugimoto
1999年にFourColorの1st.アルバムをリリースして以来、FilFla、Minamo、Fonicaを中心に活動を展開。
世界各国でツアーを行いグローバルに活動の場を広げている。
作品はレーベル12k、apestaartje、TOM LAB、HEADZなどからリリースされ、
『THE WIRE』誌ベスト・エレクトロニカ・アルバムに選出されるなど、海外での評価も非常に高い。

 

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